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低温調理器の違いとは?他の調理器・調理方法との違いを徹底比較!

 
BONIQ(ボニーク)鍋のサイズ・大きさ・深さは?
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低温調理器はここ数年注目を集めている調理機器ですが、他の調理器や調理法とは一体何が違うのでしょうか?
従来の調理方法とはどんな違いがあるのかわからないため、低温調理器の購入を迷っているという人も多いようです。

結論から言うと、低温調理と従来の調理方法との違いはレストラン級の本格的な料理を“ほったらかし”で簡単に作ることが出来るということです。

低温調理器では100℃を超えない低温でじっくり時間をかけて真空加熱するため、食材の旨味や水分を逃さず調理を行うことが出来ます。

ここでは低温調理器の特徴やメリットを詳しく説明するとともに、その他の調理器や調理法との違いを徹底的に分析、解説していきたいと思います。
低温調理器を購入、使用する際の参考にしてくださいね。

<徹底解説>低温調理器と他の調理器の違い

低温調理器・真空調理器

低温調理器でできること・作れるもの

低温調理器と他の調理器・調理方法との違い

低温調理器でできることは基本的に湯せん調理となります。
卵など一部を除いた食材をフリーザーバッグなどの袋や耐熱容器に入れて真空状態にし、低温調理器で温度・時間を設定したお湯の中でじっくりと加熱します。

湯せんというとあたためたり溶かしたりする調理方法というイメージがありますが、低温調理器は肉・魚料理を中心にさまざま料理を作ることが出来ます。

じっくり時間をかけて調理するためローストビーフや鶏ハムやポークチャーシューのようなブロック肉を使ったメニューも表面を焦がしたり中が十分加熱出来ていなかったりという失敗がありません。
また、茶碗蒸しやユッケ、コンフィ、ミキュイのような火加減のむずかしい繊細な料理、牛すじや豚角煮などの煮込み料理なども作ることが出来ます。

その他にもメインの付け合わせになる野菜メニューやおかゆなどのご飯メニュー作りも可能。さらにはプリンやチーズケーキ、スムージーなどスーツやドリンクも作れます。

毎日の食事から豪華なパーティ・おもてなしメニューまで低温調理器では簡単に作ることが出来るので、料理や食事を一層楽しむことが出来るでしょう。

なお、低温調理器で作れるメニューはこちらで詳しくご紹介していますので、興味がある方はご覧ください。
低温調理器で作れるもの|おすすめの絶品メニューを徹底紹介!

低温調理器の原理・仕組み

低温調理器と他の調理器・調理方法との違い

低温調理器はその名の通り、低温で食材を加熱して調理を行う調理機器です。基本的に熱を発生させる本体のみで湯せん調理を行うための鍋や耐熱容器は別途用意が必要です。
食材や調理方法に合わせてお湯の温度と調理時間を設定して、後はそのまま放置しておくだけでOK。

元々フランス料理のテリーヌ作りのために開発された調理法で世界中に普及しましたが、今では家庭用低温調理器が販売されて焼く・煮る・蒸すに次ぐ“第4の調理法”として一般にも広がりを見せています。
アメリカ製の『ANOVA(アノーバ)』が世界で人気を集めていますが、この数年日本でも低温調理器への注目が高まり『BONIQ(ボニーク)』をはじめとする日本製の低温調理器も数多く販売されるようになりました。

低温調理器の仕組みはシンプルで、水を張った鍋や容器に低温調理器をセットし温度設定をします。
食材の量や大きさに合わせて時間も調整し、100℃を超えない低温で時間をかけて加熱調理します。食材を入れた袋は真空状態にするため、熱の通りが均一で味の染み込みもよくなります。
さらに、食材に含まれる水分や栄養素を逃さないためより風味豊かな料理ができ上がります。

低温調理器の特徴、メリット・デメリット

低温調理器と他の調理器・調理方法との違い

<メリット>
  • 食材の栄養や水分を逃さず調理できる
  • 温度と時間設定後は基本的に放置でOK
  • 火加減のむずかしい料理も失敗しにくい
  • 真空状態で作るので味の染み込みが抜群
  • 複数メニューを同時調理できる
  • 調理中の油はねなどがないので片付けが楽
  • 本体が小さく収納しやすい
<デメリット>
  • 料理ができ上がるまでに時間がかかる
  • 加熱不足による食中毒のリスクがある

低温調理器の使い方の注意点・安全性

低温調理器と他の調理器・調理方法との違い

低温調理器は火加減のむずかしい料理も失敗しにくく簡単に作れる上、コンパクトな設計で使わないときは閉まっておくことも出来るなどメリットがたくさんあります。

しかし、低温調理器にはその調理法ゆえの注意点があるということを忘れないようにしましょう。
低温調理では焼く・煮るといった従来の調理法のように高温で食材を加熱しないため、菌の繁殖による食中毒を起こす危険性があるのです。

特に牛肉以外の肉は低温調理すると内部が40℃前後など菌が繁殖しやすい温度帯にさらされる時間が長くなるため注意しなければなりません。

基本的には食中毒予防の観点では最低基準温度が75℃とされ、75℃で1分以上加熱することで肉類に付着している多くの菌を死滅させることが出来ると考えられています。しかし、食材の種類や厚みなどによって、殺菌に十分な加熱温度や時間が異なるので低温調理器の取扱説明書やレシピサイトを参考にしてください。

低温調理時でも菌の繁殖を防ぐために十分加熱するためのポイントとしては、湯せん調理前に食材を常温に戻しておくことが大切です。冷蔵庫などに入れてある食材は室温に合わせて20~30分前に出しておき、加熱を始めてからすぐに内部まであたたまるようにしましょう。

低温調理器のランニングコスト

低温調理器と他の調理器・調理方法との違い

 

低温調理器と他の調理機を比較する際、製品自体の販売価格だけでなくランニングコストで比較する人もいるのではないかと思います。
特に低温調理器は他の調理器に比べて調理時間が長いことから電気代が気になるという人も多いと思います。

全国家庭電気製品公正取引協議会で定められる新電力料金目安単価27円/kWhで計算した場合、800Wの低温調理器の場合1時間当たり21.6円、1000Wの低温調理器の場合1時間当たり27円となります。

ローストビーフやチャーシューなどブロック肉の調理の際、設定温度によって異なりますが2~3時間程度かかることもあるので電気代が心配になるということもあるでしょう。しかし、上記の電気代は最大出力で1時間作動し続けた場合の金額なので、低温調理中ずっとこの電気代がかかるというわけではありません。

低温調理器の場合は1時間常に同じ出力で作動しているわけではなく、設定温度まで湯温を上げる時に最も電力が消費されます。その後、温度を一定に保っている時間はそれほど多くの電力を必要としないので、実際には目安単価から算出される金額の1/3~1/2程度の電気代になるようです。

低温調理器を愛用している人のブログなどでは、電気代を計測してみると1時間2~4円程度しかかからなかったなどの情報もあるので電気代についてはそれほど心配する必要はなさそうです。

また、低温調理器では食材を専用袋や市販のビニール袋などに入れて真空状態で湯せんを行います。その袋は湯せん調理に耐えられる程度の耐熱性があり破れにくい丈夫な素材であることが求められるため、真空パック用のナイロンポリ袋やフリーザーバッグなどが適していると考えられています。

低温調理器によっては専用のシリコンバッグなどが付属されていることもありますが、基本的には使い捨ての袋などを必須の消耗品として用意する必要があるということを覚えておきましょう。

なお、こちらでは低温調理器ボニークにおすすめのナイロンポリ袋をご紹介していますので、興味がある方はご覧ください。
ボニークの低温調理でおすすめのナイロンポリ袋・使い方を徹底解説!

スロークッカー・電気鍋

スロークッカーでできること・作れるもの

低温調理器と他の調理器・調理方法との違い

スロークッカーは保温性の高い内釜を持つ電気鍋で、低温調理も行うことが出来るます。
そのため、シチューやカレー、ポトフ、おでん、ふろふき大根、煮豆など弱火でコトコト煮込む料理などに適しています。

じっくり煮込んで食材をやわらかく仕上げたい角煮やもつ煮込み、ポタージュ、ミートソース、ぜんざい作りなどにもおすすめです。さらに蒸し器として焼きいもや蒸しパン作り使うことも出来ます。

スロークッカーの原理・仕組み

スロークッカーは電熱装置を内蔵した外装と、陶磁器などで作られ高い保温性を持つ内釜の二層構造で出来ている電気鍋です。
ふたは重みのあるガラス製のものが多く、空気穴がなく自重によって密封状態を保ちます。

圧力鍋に似ていますが、内部の気圧は上昇することなくじっくり長時間煮込む調理が得意です。
温度設定は高温と低温などの2段階設定などのものが多くありますが、吹きこぼれの心配がなくガスを使わないのでずっとそばについていなくても大丈夫。

タイマーやマイコン制御などの機能を持つスロークッカーもあるので、ほったらかし調理も安心して出来る仕組みになっています。

保温力が高いため消費電力が抑えられるため、低温で長時間調理をしていても電気代が多くかかる心配もありません。
また、密封状態に近いため水分蒸発が少なく蒸し器として使うことも可能です。

スロークッカーの特徴、メリット・デメリット

低温調理器と他の調理器・調理方法との違い

<メリット>
  • 火を使わないので放っておいても平気
  • タイマー機能で外出時の調理も可能
  • コンロが空いていない時でも使える
  • 食材煮崩れしにくく味が染み込みやすい
  • 種類が多いのでさまざまな機能やデザインから選べる
<デメリット>
  • ゆっくり煮込むので調理に時間がかかる
  • サイズが大きいものは収納しにくい

スロークッカーの使い方の注意点・安全性

低温調理器と他の調理器・調理方法との違い

スロークッカーでは長時間の煮込み調理を行うことが多いため、基本的に食中毒などの心配は少ないですが、低温設定にしての調理では念のため注意が必要です。
特に40~50℃の菌が繁殖しやすい温度帯に肉類が長時間さらされることのないようにしましょう。

75℃以上・1分以上の加熱で大半の菌は死滅しますが、中には熱に強い菌もいるので夏場や梅雨は調理後そのまま放っておかないようにするなど十分気をつけてください。

また、安価な製品ではパーツの分解などが出来ずきちんと洗ってお手入れしにくいものもあります。
カレーや角煮などの煮込み調理では、しっかりとお手入れしないと汚れやにおいがこびりついてしまい衛生的ではないので、購入時はお手入れのしやすさもチェックするといいでしょう。

スロークッカーのランニングコスト

スロークッカーの電気代は調理時の温度設定などによって異なりますが、1時間で3~5円程度とされています。
保温機能では1時間1円前後となるのでランニングコストについてはそれほど心配しなくていいと思います。

電気圧力鍋

電気圧力鍋でできること・作れるもの

低温調理器と他の調理器・調理方法との違い

圧力鍋は通常であれば時間のかかる煮込み料理が短時間でおいしく出来上がるとして人気の調理器です。
(圧力鍋にはガスを使用するものと電気を使用するIHタイプやマイコンタイプがありますが、ここでは他の調理器と比較しやすいよう電気圧力鍋について説明します。)

電気圧力鍋を使って作る料理として相性がいいのは、カレーやシチュー、おでん、角煮、スペアリブなどの煮込み料理です。また、骨まで食べたい煮魚や時間のかかる玄米炊きなどにも最適。
圧力鍋を使うのに適したものとして「通常15分以上加熱が必要な料理」が目安だとされています。

圧力をかけて加熱することですじ肉やすね肉など硬くなりがちな食材もホロホロと崩れるような食感になり、煮魚も骨までおいしく食べれるように仕上がります。

玄米や煮豆、ぶり大根など和食との相性も抜群の圧力鍋ですが、強火でさっと炒める料理やシャキシャキとした歯応えを楽しみたい料理には向いていません。

電気圧力鍋の原理・仕組み

圧力鍋はその名が表す通り圧力調整機能がついている鍋で、空気や水分が逃げないよう密封状態を作ることが出来る構造になっています。

大気圧以上の圧力を加えることでお湯が沸騰する温度を高め、通常よりも高い温度と圧力で調理することを可能としています。

また、高温・高圧のため短時間で調理することが出来るのも大きな特徴です。

圧力鍋ではお湯がさらに加熱されて蒸気に変化しても、密封されていることから逃げ場がなく内部で勢いよく分子が分散します。
この働きによって通常は100℃を超えることが出来ないお湯や食材が120℃付近まで上昇するのです。

加圧源のほとんどに水の蒸気圧を利用することから、水分を伴わない調理には向いておらず煮込み料理などに最も適している調理機器となっています。

電気圧力鍋の特徴、メリット・デメリット

低温調理器と他の調理器・調理方法との違い

<メリット>
  • 調理時間が短いため忙しい人にも◎
  • 食材がやわらかくなって骨まで食べられる
  • 手間のかかる調理も簡単に作ることが出来る
  • (電気圧力鍋の場合)火の調整をする必要がない
<デメリット>
  • 調理途中でふたを開けることが出来ない
  • 加圧しすぎて野菜の食感や栄養価が損なわれることがある
  • 加圧時の消費電力が大きいためブレーカーが落ちることがある
  • 機器本体が大きく重い

電気圧力鍋の使い方の注意点・安全性

低温調理器と他の調理器・調理方法との違い

電気圧力鍋は本格的な煮込み料理が短時間で簡単に作ることが出来るので、人気の調理機器ですが慣れるまでは失敗してしまう人も少なくありません。

加圧によってじゃがいもや玉ねぎなどが煮崩れて原型をなくしてしまったり、食材の特徴の違いから仕上がり時の食感にバラつきが出てしまったりするのです。
電気圧力鍋を使った調理に慣れるまでは、製品に付属されるレシピや取扱説明書、愛用者のブログやSNSなどを参考にするといいでしょう。

また、電気圧力鍋では安全に使うことが出来るよう、経済産業省が定めた安全基準準拠の「PSCマーク」や製品安全協会による「SGマーク」が表示されるので製品購入時はそれらのマークがついているか確認するようにしましょう。

カレーやシチューのルウ、重曹(パン作りなど)、多量の油(揚げ油など)は上記ふたつの安全基準において圧力調理することが禁止されています。
カレーやシチューのルウを使う場合、じゃがいもやにんじんなどの圧力調理完了後にふたを開けてから加えるようにしてください。

圧力鍋での調理中にふたが飛ぶなどといった事故報告がありますが、その原因の半数以上が、使用不備だとされています。
「ふたのロックが閉まっていなかった」「ノズルの清掃不足」「禁止食材の使用」「入れすぎ」などが事故の原因となりやすいので、取扱い説明書をしっかりと確認し正しい使い方をするようにしてください。

電気圧力鍋のランニングコスト

低温調理器と他の調理器・調理方法との違い

電気圧力鍋のように消費電力が高い調理機器の場合、電気代が心配になる人もいると思います。加圧時など最大電力が必要とされると1時間20円程度かかることも考えられますが、電気圧力鍋は調理時間が短い傾向にあるので長時間にわたって電気代がかかり続けるということはないでしょう。

その他のランニングコストとして考えられることは、通常の鍋に比べて本体にかかる負荷も高いためパッキンなどの部品が壊れてしまうこともあります。

付属品購入が必要になることもあるので、それらの価格などについても調べておいたり保証があるものを選ぶといいでしょう。

電気炊飯器

電気炊飯器でできること・作れるもの

低温調理器と他の調理器・調理方法との違い

炊飯器は基本的にご飯を炊く調理器ですが、最近ではさまざまなメニューの調理に使用出来るとして注目されています。

“炊飯器レシピ”などと呼ばれ人気を集めるメニューには、おでんやポトフなど弱火でコトコト煮込む料理やじっくり内部まで加熱するチューシューやローストビーフ、鶏ハムなどの肉料理、パンやケーキやプリンなどのスイーツ、甘酒などさまざまです。

ご飯メニューももちろん得意分野で炊き込みご飯やピラフ、パエリア、チャーハンなども作ることが出来ます。

ただし、電気炊飯器の使い方や安全性の項目でも後述しますが、ご飯を炊くこと以外の調理を想定していない電気炊飯器では他の調理を行うことは推奨されていないので注意してください。

電気炊飯器の原理・仕組み

電気炊飯器は電熱ヒーターによって内釜を加熱するマイコン式と釜自体を発熱させるIH式がありますが、熱伝導率の良いIH式を採用しているものが多く見られます。
近年では圧力釜を使い高温・高圧での加熱が可能な圧力IHが特に人気を集めています。

内釜には、熱伝導率の高い銅やダイヤモンドなどを張り合わせたものや、遠赤外線を放射する炭やセラミックを使ったもの、ディンプル加工をしたりして均一な加熱を行うものなどさまざまな種類があります。
蓄熱性を持たせたり真空断熱によって発熱効率を上げたりして、保温性を高めているものもあり省電力性も高い調理器となっています。

最近では火を使わず安全に加熱出来る上、圧力鍋や蒸し器のような働きもあることから煮込み料理やスイーツ作りなど炊飯以外にもさまざまな調理に利用されるようになっています。
炊飯以外の調理機能も多数搭載されており、中には炊飯と同時に他のメニューを調理出来るプレートが付属されている電気炊飯器なども販売されています。

電気炊飯器の特徴、メリット・デメリット

低温調理器と他の調理器・調理方法との違い

<メリット>
  • 調理機器が増えないので節約&省スペース
  • スイッチひとつで火加減が不要
  • ほったらかし調理や予約調理が簡単に出来る
<デメリット>
  • 炊飯と同時に調理を行うことができない
  • 煮込み調理などを行うと内釜ににおいがつくことがある
  • 調理に適していない食材を入れると危険

電気炊飯器の使い方の注意点・安全性

低温調理器と他の調理器・調理方法との違い

電気炊飯器自体は使い方がとても簡単で安全性が高い調理機器ですが、炊飯以外の調理については注意しなければならないことがあります。

煮込み調理やケーキ作り用のメニューなど、炊飯以外の調理を行う機能が搭載されていない電気炊飯器でそうした調理を行うことは基本的に製造メーカーで推奨されていないのです。

基準とは異なる水や食材を入れて調理を行うことで内釜を傷めたり、中身が吹きこぼれたりし電気炊飯器の故障や事故につながることがあります。

また、圧力式の炊飯器ではふた部分にある調圧孔を食材がふさいでしまいふたが壊れたり爆発する危険性もあるようです。

電気炊飯器を炊飯以外の目的で使用する場合は、そのような使用が問題なく行うことが出来る製品であるかどうかをしっかりと確認してからにしましょう。

電気炊飯器を低温調理器代わりに使っている人も増えてきていますが、実際の低温調理器のようにビニール袋を使って調理することは危険だと言われています。

また、とろみが出る料理や蒸気穴をふさぎやすい葉物野菜の調理などは禁止されていることも多いので注意しましょう。

電気炊飯器のランニングコスト

電気炊飯器のランニングコストは基本的に電気代のみでIH方式・マイコン方式ともに1時間当たり約0.3円程度とされています。
また、10時間保温すると炊飯1回分と同程度の電気代がかかることが多いようです。

炊飯以外の調理を頻繁に行うと内釜のコーティングなどが剥がれてしまうことがあります。
本体価格に対して内釜のみ購入する方が高くなりがちなので付属品に確認しておくといいでしょう。

低温調理器と他の調理器の違いまとめ

低温調理器と他の調理器・調理方法との違い

ここまで低温調理器を中心に、今人気や話題を集めている調理器についてその仕組みやメリット・デメリットを詳しく解説してきました。

<低温調理と他の調理器の違い>
低温調理器:使いやすさ◎/収納性◎/安全性◎/時短△/価格・コスパ〇/口コミ評価◎
スロークッカー:使いやすさ◎/収納性△/安全性◎/時短△/価格・コスパ:〇/口コミ評価〇
圧力鍋:使いやすさ〇/収納性△/安全性〇/時短◎/価格・コスパ△/口コミ評価〇
電気炊飯器:使いやすさ◎/収納性△/安全性△(※製品による)/時短〇/価格・コスパ◎/口コミ評価〇

調理器はそれぞれ異なる特徴を持ち、作れる料理やできることに違いがあるので、自分の生活スタイルに合った調理器を選ぶことがおすすめです。

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