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低温調理器の鍋の深さは何cmがベスト?おすすめの鍋の深さを解説

 
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口コミで話題の低温調理器で料理を作るためにまず必要となるのが鍋ですが、自宅にあるものならどれでも使えるというわけではありません。

鍋を用意する際にもっとも重要なポイントは“鍋の深さ”になります。
一般的に低温調理器は、本体に付いているクリップなどを鍋の側面に挟んでセットする使い方になっています。
仮に、サイズの大きい鍋があったとしても肝心の深さが足りず低温調理器がうまく使えないようでは意味がないため、予め適した鍋の深さを理解しておきたいものですよね。

結論から言ってしまえば、低温調理器の鍋は深さが最低でも15cmあるものを使うのがベストになります!

使用する低温調理器によって適した鍋の深さは異なる場合もありますが、15cmの深さがあれば鍋にしっかりと留め具でセットすることができて最低水位ラインを下回ることによるエラーの発生も起こりにくく安心です。
低温調理器におすすめの鍋の深さを知っていると失敗を防げるだけでなく、食材を最高の状態に仕上げることができますよ。

事前に最適な深さを調べてから鍋を揃えたおかげで、低温調理器の取り付けにも苦労せず毎日美味しい料理を作れている私が言うのですから間違いありません。

こちらの記事を読むと、低温調理の鍋の深さに関する以下の情報を知ることができます。

  • 低温調理器に使える鍋の深さの条件
  • 低温調理器のベストな鍋の深さ
  • 低温調理器ごとのおすすめの鍋の深さ
  • 低温調理器は深さがない鍋でも使える?

低温調理器の鍋の深さは何cmが良いの?と疑問に思っている人や、これから専用の鍋を新たに購入しようと考えている人に役立つ情報ばかりです。
ぜひ参考にご覧になってくださいね。

低温調理器におすすめの鍋の深さについて

低温調理器の鍋の深さは何cmがベスト?使える鍋の深さの条件とは?

一体どのくらいの鍋の深さがあれば低温調理器に使えるのでしょうか?
必要な調理道具を揃えた後に鍋を買い直すことになったりしてはガッカリしてしまいますよね。

低温調理器にベストな鍋の深さは”15cm以上”になります。
低温調理器に使える鍋の深さには以下のような条件があり、総合的に判断すると15cm以上の鍋が良いという結果になるためです。

  • 留め具で固定できる鍋の深さ
  • 最低水位ライン以上の鍋の深さ
  • 食材全体を浸せる鍋の深さ

最低でも鍋の深さが15cmあるとほとんどの低温調理器をしっかりとセットすることができ、ムラなく均一に食材を加熱することができますよ。

さらに言うと、ご紹介する3つの条件を満たしてさえいれば鍋以外の市販の価格が安い耐熱容器でも代用できるということにもなります。
本格的な煮込みメニューで使用する寸胴鍋のような深さのあるタイプが低温調理器には理想的ですが、持っていないという人でもポイントを押さえて代用品の容器で応用できたら嬉しいですよね。

それでは低温調理器に使える鍋の深さの条件について詳しく解説していきたいと思います。

留め具で固定できる鍋の深さ

低温調理器に適した鍋の深さ

低温調理器の鍋は、本体に付いている留め具で固定できるぐらいの深さが必要です。

低温調理器はプロの味を誰でも簡単に作れることで話題となり、今では市販や通販などで様々なメーカーの製品を目にしますよね。
各低温調理器によって機能や特徴は異なりますが、基本的な使い方はどれも同じです。
本体を鍋の側面に立ててセット後、十分な量の水を注ぎ、時間や温度を設定して食材の調理をスタートさせるという使い方です。

その際、鍋へのセットは低温調理器本体の中央に付いているクリップやねじ式の留め具を使用して行います。
一般的に低温調理器は鍋に入れた時に幅を取らないようスリムな形状に設計されているものの高さは比較的大きい傾向にあるため、深さが浅い鍋を用意してしまうと本体の中央に付いている留め具でうまく取り付けることが困難になってしまうというわけです。
正しい使い方で低温調理器を使用できないのは困りますよね。

低温調理器の鍋は、本体中央の留め具が届くぐらいの深さがあるものを使用すると良いでしょう。
市販や通販で販売されている低温調理器のサイズを確認してみると、コンパクトなものでも大きさが30cm弱ありました。
そのため鍋の深さは最低でも15cmあるのが望ましいです。

最低水位ライン以上の鍋の深さ

低温調理器に適した鍋の深さ

低温調理器の鍋の深さは、最低水位ライン以上であることも1つの重要な条件になります。

低温調理器の本体には、調理を行うために必要な水の量を示す2つの水位ラインが記されています。
それは最低水位と最高水位です。
水量があまりにも少ないと食材がきちんと加熱できず菌が繁殖してしまい食中毒を引き起こす可能性があるため、多くの低温調理器では最低水位ラインよりも鍋の中の水が下回ると警告音が鳴りエラーとして調理自体がストップするような仕組みに製造されているのです。

最低水位ラインぴったりの水量しか注ぐことができない深さの浅い鍋を使用すると蒸発によって途中でエラーが発生して料理作りに失敗してしまったり、加熱中の振動や循環によってお湯が溢れたりして故障などの思わぬ危険を招く可能性もあります。
そうしたトラブルを防いで最後までじっくりと低温調理できるよう、最低水位ライン以上の深さがある鍋を使うことがおすすめです。

ただし、最低水位ラインを超える鍋の深さであってもギリギリのものでは低温調理器で加熱しづらいため気を付けましょう。

食材全体を浸せる鍋の深さ

低温調理器の鍋は最低水位ライン以上の深さが必要だとお伝えしましたが、それと同時に調理する食材全体を浸せることもポイントです。

低温調理器では和洋折衷の豊富なメニューを作ることができますが、なかでも人気の料理はステーキやローストビーフですよね。
火が通しづらく通常の加熱方法ではパサつきがちな厚いブロック肉も、低温調理器にかかれば柔らかくジューシーな仕上がりになります。
ですが低温調理器ではジップロックで真空した食材を袋ごと鍋に投入しお湯で加熱していくため、深さが浅いものを使用すると全体をしっかり浸すことができず失敗してしまうケースがあります。
見た目では均一に火が通っているように見えても、でき上がった料理を食べてみたら部分的に異なる食感になっていた・・・という結果になっては残念ですよね。

低温調理器の鍋は浅いものを避けて、食材全体を十分に浸せる15cm程の深さがあればどのような料理にも使えておすすめですよ。
均一に加熱できる鍋の深さで調理をすれば、どこを食べても変わらない深い味わいを堪能できます。

低温調理器によっておすすめの鍋の深さは異なる?

低温調理器に適した鍋の深さ

低温調理器の鍋は最低でも15cmの深さがあるものがベストですが、実は使用する製品によっておすすめの鍋の深さは異なります。
なぜならば、最低水位ラインや公式から推奨されている鍋の深さが低温調理器ごとで違うためです。

では、実際に各低温調理器の仕様とおすすめの鍋の深さの違いを見ていきましょう。
今回おすすめの鍋の深さの違いを確認していくのは、口コミでとくに評価の高い低温調理器の“BONIQ(ボニーク)”、”ANOVA(アノーバ)”、”低温DEクッカー”になります。

・BONIQ

低温調理器に適した鍋の深さ
本体の大きさ:37cm
対応容量:5~15L
最低水位ライン:約5cm
推奨されている鍋の深さ:15cm以上

・ANOVAプレシジョンクッカー

低温調理器に適した鍋の深さ
本体の大きさ:32.5cm
対応容量:19L
最低水位ライン:約6.5cm
推奨されている鍋の深さ:20cm以上

・低温DEクッカー

低温調理器に適した鍋の深さ
本体の大きさ:32.5cm
対応容量:6~15L
最低水位ライン:不明
推奨されている鍋の深さ:15cm以上

本体のサイズはBONIQが一番大きくなっていますが、最低水位ラインが低めに設定されているおかげで15cm程の鍋の深さがあれば快適に低温調理できるのです。
BONIQの公式通販で販売されている専用の深型キャセロール鍋のサイズも深さが15cmとなっているため、同等の深さがある鍋ならば問題ないと言えますね。

低温調理器に適した鍋の深さ

より深さのある鍋を使うようにおすすめされているのはANOVAで、他の低温調理器と比較するとベストな深さが5cmも異なります。
本体の大きさは従来よりもコンパクトになっているANOVAの低温調理器ですが最低水位ラインは他の製品よりも1.5cm程高い位置にあり、使用する鍋は十分な深さがなければエラーが生じて調理が中断されてしまうためです。
他にもANOVAの低温調理器はセットに必要な留め具自体の長さが短く、浅いものではしっかりと取り付けられない可能性があるため20cm以上の深さのある鍋がおすすめされているのです。
公式通販で鍋の代用品として販売されている専用コンテナーの高さも約24cmとなっていました。

低温DEクッカーはBONIQと同じで15cm以上の鍋の深さがおすすめされています。
最低水位ラインは公式から明記されていませんが、おすすめの鍋の深さが15cm以上で対応容量もBONIQに近いことから5cm程であると考えられます。
また、低温DEクッカーはどの低温調理器よりも留め具のサイズが長く、ギリギリ15cmの深さ・・・という鍋でも安定した取り付けが可能ですよ。

このように低温調理器によってベストな鍋の深さは異なるのです。
深さが15cm以上の鍋を使えば多くの低温調理器は稼働できますが、なかにはANOVAのように20cm以上の深さがおすすめされているものもあります。
その点を頭の片隅に入れておき、心配な場合は低温調理器で料理を作る前に公式サイトでベストな鍋の深さは何cmかを確認してから始めると安心でしょう。

低温調理器は鍋の深さが15cm以下でも使える?

低温調理器のおすすめの鍋の深さは15cm以上ですが、それよりも浅い鍋で料理を作ることはできないの?という疑問が湧いてきませんか?
普段料理に使っている鍋のサイズが小さく、測ってみたら深さが足りなかった・・・なんてことも。

厳密に言えば、低温調理器は鍋の深さが15cm以下のものでも使用できる場合があります。
口コミで人気の低温調理器は使用後の収納やメンテナンスを行いやすいよう部分的にパーツの取り外しが可能になっていて、本体と鍋を固定する留め具も下にずらして抜けるような仕組みになっています。
そのため、本来の位置よりも留め具を低い位置にずらしてから取り付ければ鍋の深さが15cm以上なくてもセットはできるのです。

低温調理器に適した鍋の深さ

ただし、通常とは異なる使い方になるため低温調理器を鍋にセットしてもグラグラしたり、真っ直ぐ固定できず調理環境に支障が出る可能性も0ではないため15cm以下の鍋の深さはおすすめはできません。
鍋の深さが足りないからと留め具をずらして使っている時にもしも低温調理器が倒れたら、本体上部に水がかかり故障の危険なトラブルの原因になります。
それだけでなく正しい使い方をしていないと保証の適応外と判断されて、実費での修理となってしまいます。

十分な深さが足りず留め具がフチに届かない鍋でもずらして固定すれば低温調理器に使えますが、安全で快適に料理を作るためには鍋の深さは15cm以上がおすすめです。
各メーカーで用意されている専用鍋や、市販の寸胴鍋でも一人暮らし用のものなら価格も安く低温調理器の鍋の深さにも合っていて使い勝手が良いですよ。

低温調理器のおすすめの鍋の深さまとめ

低温調理器に適した鍋の深さ

低温調理器の鍋の深さは15cm以上がベストになります。
最低でも15cmの深さがある鍋ならば最低水位ライン以上の水を確実に注ぐことができ、加熱中の蒸発で水量が下回ることによる調理途中のエラーを防げます。
食材全体を十分に浸せる鍋の深さで料理を作ると部分的な加熱ムラがなくなるため、どこを食べても美味しいという低温調理器ならではのリッチな味わいを堪能できのです。

さらに、鍋の深さが15cm以上あると低温調理器の中央あたりに付いている留め具を使用して鍋にしっかりとセットすることができます。
低温調理器の留め具は本来の位置から下にずらせば浅いものでも固定できる場合がありますが、安定感がなく失敗や故障を引き起こしかねないため深さのある鍋が無難です。

おすすめは15cm以上ですが、ベストな鍋の深さは使用する低温調理器によって異なります。
最低水位ラインの基準の違いなどにより、20cm以上の鍋の深さが推奨されているものもあるのです。
心配な人は各メーカーの公式サイトでおすすめの鍋の深さを確認すると良いでしょう。

深さが15cm以上であれば価格の手頃な耐熱容器などで代用可能ですが、低温調理器を使い始めると魅力にハマり毎日料理を作るようになるため専用鍋を1つ持っていると便利ですよ。

なお、こちらではボニークの専用鍋の代用として使用できる容器をご紹介しています。
ボニークの鍋の代用におすすめの容器BEST5を徹底解説します

また、こちらでは低温調理にバケツを使用する方法をご紹介していますので、興味がある方はご覧ください。
低温調理器の鍋の代用にバケツがおすすめ?徹底解説します

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