女性の生活・暮らしをサポートする情報を提供するメディア

ボニークの低温調理でおすすめのナイロンポリ袋・使い方を徹底解説!

 
この記事を書いている人 - WRITER -

肉料理や魚料理を中心に、スイーツやご飯ものなどさまざまな料理を作ることができる便利な調理家電として注目を集めている日本製低温調理器の『BONIQ(ボニーク)』

スリムな設計とシンプル操作で使いやすいと人気の『BONIQ(ボニーク)』ですが、食材をしっかりと真空状態にして料理をよりおいしく仕上げるためにナイロンポリ袋が必要となります。

結論から言うと『BONIQ(ボニーク)』と一緒に使用する袋としておすすめなのは、ジップ付きで密封&開閉可能な厚みのあるポリ袋です。具体的にはジップロックなどで知られるフリーザーバッグがおすすめです。

この記事を読めば次のことがわかります。

  • 低温調理器でナイロンポリ袋を使う理由
  • ポリ袋とナイロンポリ袋の違い
  • 低温調理器に使用する袋の選び方
  • 低温調理での袋の使い方や注意点

『BONIQ(ボニーク)』での低温調理の良さを最大限に引き出すためには、一緒に使う袋などのアイテム選びや使い方がとても重要なポイントだと考えられています。

ここでは『BONIQ(ボニーク)』を愛用している私が実際に使って良いと感じたナイロンポリ袋や、低温調理器愛用者のSNSやブログで評判のアイテムを紹介しますのでぜひ参考にしてください。

ボニークと使えるナイロンポリ袋の種類や選び方

低温調理器でナイロンポリ袋を使う理由

ボニークにおすすめのナイロンポリ袋

ボニークなどの家庭用低温調理器を使用する場合、ナイロンポリ袋などに食材を入れて密封させた状態で調理を行います。

ナイロンポリ袋などに入れて真空調理することで「焼く」「煮る」「蒸す」といった従来の調理法に比べて食材の水分や旨味、栄養素が流出しにくいといった特徴があります。少ない調味料でも食材全体に味を行きわたらせ、内部まで浸透させることもできるのでよりおいしさが増すでしょう。

また、火加減のむずかしい肉料理などもじっくりと均一に加熱することができるので失敗しにくいというメリットも。真空状態にしていることで調理中に外部の雑菌などが付着、侵入するリスクも低くなるので食の安全という面でも役立ってくれると考えられています。

なお、低温調理器の特徴についてはこちらで詳しくご紹介していますので、興味がある方はご覧ください。
低温調理器とは?仕組み・原理・できること・メリットを分かりやすく解説

ポリ袋とナイロンポリ袋の違いとは?

ボニークにおすすめのナイロンポリ袋

ボニークで低温調理を行うときには食材を袋に入れますが、使用する袋はどのようなものを使えばいいか悩む人も多いと思います。
ここでは、一般的に「ビニール袋」と呼ばれるポリ袋やナイロンポリ袋の特徴やそれぞれの違いについて解説していきたいと思います。

低温調理を行うときに使用する袋としてナイロンポリ袋がいいのでは?と言われることがありますが、真空パック・真空包装などに使われるのがナイロンポリ袋だということが理由だと思います。低温調理でも食材を真空調理するため、それならばナイロンポリ袋がいいのでは?と考えられるのでしょう。

そもそもナイロンポリ袋とはその名の通りナイロンとポリエチレンを張り合わせた複合フィルム。ナイロンは耐熱温度が高く酸素などを通しにくいという利点がありますが、熱加工性が低いため真空パックにするためのヒートシールができないという弱点があります。その点、ポリエチレンは熱に溶けやすくヒートシール性に優れているため、ナイロンの弱点を補うことができるのです。

ポリエチレンが熱に弱いというと、低温調理器での湯せん調理には向かないと思われがちですが、低温調理の場合100℃を超えるような高温で調理を行うことがないためポリエチレン単体の袋=ポリ袋でも十分に対応することができます。

ちなみに、ジップロックなどのジッパー付きのフリーザーバッグは基本的にポリエチレン製のポリ袋に分類されます。ナイロンポリ袋の場合、ヒートシールをするための専用機器が必要となるので、低温調理においてはフリーザーバッグの方が手軽に使うことができるかもしれません。

ボニークと使用する袋の上手な選び方

ボニークにおすすめのナイロンポリ袋

低温調理器のメーカーや種類によっては、専用袋や真空パック器が付属されていることもありますが、市販のポリ袋またはナイロン袋で代用することも可能です。ここでは具体的にはどのような袋を選べばいいのか詳しく解説していきたいと思います。

ポイント①密閉性

低温調理に使用するための袋の条件として、最も気になるのが密閉性の高さです。低温調理では袋の中を真空状態にすることが大切で、それによって加熱具合や味の染み込みなどが大きく変わってきてしまいます。また、密閉できていないことで、調理中に調味料や食材の水分などが流れ出てしまい調理の失敗につながることもあるのです。

真空状態にして密封するためには、真空パック器やシーラーと呼ばれる専用機器を使うか、袋についているジッパーなどを利用します。ナイロンポリ袋とシーラーを利用して真空パックを作る方が密閉度は高いと考えられますが、調理中何度も開閉する工程がある場合などはジッパー付きの袋を利用するのがおすすめです。
ジッパー付きポリ袋の中でもジッパーの強さはそれぞれ異なりますし、二重ジッパーなどもあるので端まで隙間なく閉まって開きにくいものを選ぶようにしましょう。

ポイント②厚み・ピンホール耐性

ポリ袋やナイロンポリ袋の選び方で密閉性とともに重要なポイントとなるのが袋の丈夫さ(ピンホール耐性)です。ポリ袋やナイロンポリ袋はそれぞれ材質がポリエチレン、ナイロン+ポリエチレンと決まっているので製品ごとに大きな差がありませんが、その厚みや密度によって丈夫さは異なります。

あまりに薄い袋だと調理の途中に穴が開いてしまったり破けてしまうこともあるため、そのようなことが起こらないようにある程度の丈夫さが求められます。一般的にポリ袋の厚みは0.06mmだとされているので、できるだけそれ以上のものを選ぶようにするといいでしょう。ただし、あまりにも厚いものだ硬く食材を入れたときに空気も含んでしまいやすいので、柔軟性があって折り曲げしやすいことも大切です。

ポイント③耐熱性・耐冷性

ポリ袋とナイロンポリ袋の違いでも説明した通り、ポリエチレンでできているポリ袋に比べて、ナイロンを含むナイロンポリ袋の方が耐熱性が高いという特性があります。しかし、ボニークでの低温調理を行う場合90℃以上の加熱はほとんどしませんし、100℃を超えるということはないでしょう。ポリ袋でも100℃までの耐熱性はありますので、低温調理を行う場合にはそれほど耐熱性の高さは気にしなくいいと思います。

また、低温調理後に急冷するためや食材を保存するために冷凍庫に入れることもあるので、冷凍可能な耐冷性のある袋を選ぶようにしましょう。

ポイント④ガスバリア性・透過性

ガスバリア性とは、どの程度酸素などを通してしまうかという目安になりますが、低温調理に使用する袋の場合はガスバリア性の高さにはそれほどこだわらなくてもいいでしょう。
調理した袋のまま日持ちさせて長期保存しておくという場合でない限り、一般的なポリ袋・ナイロンポリ袋で全く問題ないとされています。

ボニークとの相性◎おすすめの低温調理用グッズ

①ジップロック フリーザーバッグ

ボニークにおすすめのナイロンポリ袋

ジッパー付きのフリーザーバッグとして最もメジャーで人気のあるジップロック。厚手で丈夫なポリエチレン素材で冷凍からレンジ解凍までできるので大変便利。100℃までの耐熱性があるので低温調理での使用もOKです。
指先のパチパチとした感覚で閉まっていることがわかるウルトラジッパーが特徴的でストレスフリー。きっちりと閉まりますが、Open Tabと凹凸のあるすべり止めで開けやすさも◎。内側からは開きにくいので密封性は高く液漏れなどの心配はありません。

耐熱:100℃/耐冷:-70℃
Sサイズ:縦127mm、横177mm
Mサイズ:縦189mm、横177mm
Lサイズ:縦273mm、横268mm

②キチントさん マチ付きフリーザーバッグ

ボニークにおすすめのナイロンポリ袋

ポリエチレン製のジッパー付きフリーザーバッグ。底マチ付きでたっぷり入り、立てて使うこともできます。冷凍保存から熱湯解凍、電子レンジ解凍まで対応しています。
プチプチ感が伝わるジッパーは2本で閉めやすく密閉性が高いのが特徴。滑り止めがついているので濡れた手でも扱いやすく、湯せん調理時も使いやすいと人気です。

③ビストロ先生 湯煎で調理する袋

ボニークにおすすめのナイロンポリ袋

食材を冷蔵・冷凍することができ、袋に入れたまま湯せんで加熱調理ができる保存&調理袋。洗ってくり返し使えるので経済的です。
服部栄養専門学校校長で医学博士の服部幸應先生が監修した100のレシピ付きでオムライスやミネストローネ、リゾット、カレー、豚の角煮、ひじきの煮物などさまざまな調理に利用できます。

Sサイズ:13×21cm(マチ3.8cm)
Mサイズ:16×24cm(マチ4.1cm)
素材:ナイロン・ポリエチレン
生産国:日本製
耐熱温度:100℃/耐冷温度:-40℃
レシピ監修:服部幸應
制作:株式会社服部クッキング

④富士商Felio イージークッキングバッグ

ボニークにおすすめのナイロンポリ袋

低温調理器「Felio スーヴィードクッキング F9575」にも対応している調理・保存・加熱ができるシリコンバッグ。耐熱性に優れているので、煮る・蒸す・低温調理を行うことができます。フードコーディネーター監修レシピも付属されています。
電子レンジや食洗機も使用でき、煮沸消毒も可能なのでお手入れも簡単で清潔に保つことができるので安心。使い捨てバッグに比べて、何度も使えるので環境にもお財布にも優しい商品です。

容量:1600cc
サイズ:縦19.5×横18.7×高さ6.6cm
素材:シリコン ABS樹脂
耐熱:バッグ220℃/ロックバー150℃
耐冷:バッグ・ロックバーともに-40℃

⑤エアロック バキュームシーラー

ボニークにおすすめのナイロンポリ袋

袋の中の空気を吸い出して真空密閉保存をすることができるバキュームシーラー。手のひらサイズのコンパクトデバイスで、使い方も簡単なので一台あると便利に活用できます。
ハイパワーで15~30秒の高速吸引が可能で、騒音に配慮した静音設計。マイクロUSBケーブルで充電し、ワイヤレスで使用することができるので使う場所を選びません。耐水性にも優れているので濡れた手でも使えて安心です。
付属の真空シーラーバッグは漏れ防止のために二重にシールすることができる密封用ジップ付きで、袋の上部には一方向弁付きの空気孔があるので空気が漏れない構造になっています。洗ってくり返し使うことができます。

セット内容:AirLock真空デバイス本体、専用アタッチメント、USB充電ケーブル、真空バッグ4枚
本体サイズ:H50mm (アタッチメント装着時H65mm)×W75mm/150g
アタッチメント:W35×H25mm/10g
真空バッグ:330×260mm/3.78L

低温調理でのナイロンポリ袋の使い方・注意点

ボニークにおすすめのナイロンポリ袋

低温調理器で湯せん調理をする際、食材を入れた袋の中に余分な空気が残っていると加熱が均一にできなくなったり、味の染み込みが不十分になったりしてムラができるなど調理の失敗につながってしまいます。

そのため、低温調理でのポリ袋やナイロンポリ袋の使い方として押さえておきたいのが、袋の空気の抜き方です。袋の中の空気を抜くための専用機器なども販売されていますが、そうした機器がなくてもしっかりと真空状態にすることは可能。

袋を真空状態にするための最も手軽で効果的な方法は、水圧を利用する方法で、水が溜まったボウルの中に食材を入れた袋を沈めながら余計な空気を押し出していくというものです。
袋を真空状態にして密封する方法は、ボニークのレシピサイトで動画で分かりやすく説明しているのでぜひチェックしておきましょう。

ボニークと使う袋の選び方や注意点まとめ

ボニークにおすすめのナイロンポリ袋

『BONIQ(ボニーク)』などの低温調理器では、食材をポリ袋やナイロンポリ袋に入れて真空状態にして湯せんを行います。しっかりと真空状態にして密封することで食材の旨味や栄養素を逃さず、均一に加熱しておいしさを引き出すことができるのです。

そのため、使用する袋選びや使い方は低温調理においてとても大切なポイント!ジップロックのようなフリーザーバッグのように、耐熱・耐冷性があり、丈夫できっちりと密閉することのできる袋を選ぶようにするといいでしょう。また、食材やレシピ・調理工程に合わせて袋を使い分けるというのもおすすめです。

この記事を書いている人 - WRITER -

- Comments -

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

Copyright© りりらぼ , 2020 All Rights Reserved.