ボニークで美味しいローストビーフを作る!温度・低温調理レシピを公開
数ある低温調理器の中でも日本製で品質が高く、操作も簡単で使いやすいと人気の『BONIQ(ボニーク)』。温度と時間をセットして放っておくだけで、プロ級の料理を作ることができると話題を集めています。
低温調理器では食材の旨味や栄養素を逃さず調理できるので、従来の調理法にはない美味しさを実現。近年の“健康ブーム”や“肉ブーム”と重なって低温調理にも大きな注目が集まっているのです。
しかし、『BONIQ(ボニーク)』などの低温調理器を購入して使い始めた人の多くが、しばらく経つと次第に使わなくなってしまうという傾向にあるようです。低温調理メニューの中で人気のあるローストビーフや鶏ハムなどを何度か作った後は「何を作ればいいかわからない」「同じものばかりで飽きてしまった」と、メニューのバリエーションが増えずに持て余してしまう人が少なくないそうです。
そこで、この記事では『BONIQ(ボニーク)』を使って作ることができるメニューを紹介していきたいと思います。低温調理器のよさを最も感じられるメニューのひとつであるローストビーフをピックアップし、基本のレシピからアレンジ料理までさまざまなローストビーフレシピを厳選して紹介するので、ぜひ参考にしてください。
『BONIQ(ボニーク)』を愛用している私が何度もリピートする簡単で美味しいローストビーフレシピばかりです。実際に作ってわかった調理のポイントや注意点なども詳しく解説していくのでチェックしてみてくださいね。
もくじ
BONIQで作るローストビーフレシピ5選
レシピ①定番ローストビーフ丼&サラダ
材料(2人分)
- 牛肩ロース肉…250g(2枚重ねた厚み2.5cm)
- オリーブオイル…20cc
- 塩…適量
- こしょう…適量
- ご飯
- お好みのサラダ野菜(レタスやルッコラなど)
<サラダ用ソース>
- バルサミコ酢…大さじ2
- しょうゆ…大さじ2
- 無塩バター…4g
<丼用ソース>
- フォンドボーペースト…16g
- 水…60cc
- 生クリーム…20cc
- 無塩バター…8g
- しょうゆ…5cc
- 赤ワイン…10cc
作り方
低温調理器の温度と時間目安
57℃/3時間または60℃/1時間45分
・手順
- 下味をつけて寝かせる
牛肩ロースの両面に塩・こしょうを振って、フリーザーバッグに入れます。さらにオリーブオイルを加えて上から軽くもみ込み、冷蔵庫で1日寝かせます。 - BONIQ(ボニーク)をセット
BONIQ(ボニーク)を57℃/3時間または、60℃/1時間45分にセットします。冷蔵庫からフリーザーバッグを取り出して牛肩ロース肉2枚をしっかりと重ね、袋の中の空気を抜いて密封します。 - BONIQ(ボニーク)に投入
BONIQ(ボニーク)が設定温度に達したらフリーザーバッグを湯せんに入れて低温調理をします。 - サラダ用のソース作り
バルサミコ酢としょうゆを小鍋に入れて、ひと煮立ちしたらバターを加えてよく混ぜ合わせます。 - 丼用のソース作り
丼用ソースの材料を小鍋に入れ、ややとろみがつくまで煮詰めます。丼用なので少し濃い目の味付けにしておきます。 - 焼き色をつける
BONIQ(ボニーク)での低温調理が完了したらフリーザーバッグから牛肩ロース肉を取り出し、ペーパーで水気を押さえます。フライパンにオリーブオイルを熱して、牛肩ロース肉の表面全体に強火で焼き色をつけます。その後、余熱で肉内部に火が通らないように冷蔵庫に入れて冷まします。 - 仕上げ
肉の熱が冷めたら、約7mm幅にカットします。ご飯に乗せて5の特性フォンドボーソースをかけてローストビーフ丼、お好みの野菜と皿に盛って4のバルサミコソースをかけてローストビーフサラダの出来上がりです。
・<参考>レシピ動画
調理方法のポイントや注意点
BONIQ(ボニーク)のローストビーフレシピNo,1のメニューです。ローストビーフは牛もも肉やリブロースを使用することが多いですが、ここでは肩ロースを2枚重ねて調理しています。
作ったローストビーフは冷蔵庫に入れれば日持ちするので、丼とサラダはそれぞれ別の日に食べてもOKです。
低温調理や焼き色つけ後のローストビーフは、あたたかい状態でカットすると肉汁が流れ出てしまうので冷蔵庫で寝かせて落ち着かせるようにしましょう。また、ローストビーフを最も美味しく味わうためのベストな厚みは7mmだとされているのでこのレシピでも7mm幅にカットするようになっています。
レシピ②ローストビーフ マスタードソース
材料(4人分)
- 牛ももブロック肉…360g(厚み3.5cm)
- オリーブオイル…大さじ1
- 粗びき塩…適量
- 粗びきこしょう…適量
<下味>
- 酒…50ml
- しょうゆ…50ml
- ウスターソース…大さじ2
- おろしにんにく(チューブでも可)…小さじ1/2
- おろししょうが(チューブでも可)…小さじ1/2
<マスタードソース>
- 粒マスタード…小さじ1と1/2
- しょうゆ…大さじ2
- 酒…大さじ2
- 三温糖…大さじ1
- 酢…大さじ1
作り方
・低温調理器の温度と時間目安
59℃/2時間45分
・手順
- 牛もも肉に下味をつける
牛もも肉が入る大きさのボウルに下味用の材料をすべて合わせておきます。牛もも肉の表面全体にフォークを使って穴を開け、粗びき塩・粗挽きこしょうを振ってなじませます。その後、下味用調味料を合わせたボウルに入れてラップをかけて、冷蔵庫で1時間~半日程度置きます。 - BONIQ(ボニーク)をセット
BONIQ(ボニーク)を59℃/2時間45分にセットします。 - 牛もも肉に焼き色をつける
冷蔵庫から下味をつけた牛もも肉を取り出します。フライパンにオリーブオイルを熱し、強火で牛もも肉の表面にしっかり焼き色をつけます。 - フリーザーバッグに食材を投入
焼き色をつけた牛もも肉をフリーザーバッグに入れて、しっかりと空気を抜いて密封します。 - BONIQ(ボニーク)に投入
BONIQ(ボニーク)が設定温度に達したら、フリーザーバッグを湯せんに入れて低温調理をします。 - マスタードソース作り
マスタードソースの材料をすべてボウルに入れて混ぜ合わせておきます。 - 仕上げ
BONIQ(ボニーク)の設定時間が終了したら、フリーザーバッグを取り出して粗熱を取ります。熱が冷めたら牛もも肉を取り出し、表面の水分をペーパーで押さえます。その後、お好みの厚さにスライスし、マスタードソースをかけて出来上がりです。
・<参考>レシピ動画
調理方法のポイントや注意点
低温調理前に牛もも肉に焼き色をつける際、中まで火が通らないように強火で一気に焼き上げてください。
また、低温調理直後は肉汁が流出しやすいので、粗熱が取れるまでしばらく置いてからカットするようにしましょう。肉汁が流れてしまうとパサついてしまうので、ここでしっかり時間を取ることをおすすめします。
レシピ③韓国風ローストビーフ
材料(2人分)
- 牛もも肉…200g(厚み3cm)
- ごま油…小さじ1
- 塩…適量(肉の両面を覆う程度)
<韓国風タレ>
- しょうゆ…小さじ1
- 酒…小さじ2
- みりん…小さじ1
- コチュジャン…小さじ2
- おろしにんにく(チューブでも可)…小さじ1/4
- おろししょうが(チューブでも可)…小さじ1/2
<付け合わせ野菜>
チンゲン菜やサンチュ
作り方
・低温調理器の温度と時間目安
59℃/2時間15分
・手順
- 牛もも肉の下ごしらえ
牛もも肉の両面全体をフォークで刺して、全面にたっぷり塩を振ります。 - 韓国風タレ作り
韓国風タレ用の材料をすべてボウルに入れてしっかり混ぜ合わせます。 - 牛もも肉に焼き色をつける
フライパンにごま油を入れて強火で熱し、下ごしらえした牛もも肉の両面と側面全体に焼き色をつけます。長時間加熱して中に火を通してしまわないように、表面だけを焼くように気をつけてください。 - フリーザーバッグに食材を投入
あら熱を取った3の牛もも肉と2で作った韓国風タレをフリーザーバッグに入れて、よくもみ込んでなじませます。 - 冷蔵庫で寝かせる
牛もも肉をフリーザーバッグに入れたまま冷蔵庫で寝かせます。30分~1時間程度でもOKですが、時間があれば1日置くとより下味がしっかりと染み込んで美味しく仕上がります。 - BONIQ(ボニーク)をセット
BONIQ(ボニーク)を59℃/2時間15分にセットします。 - BONIQ(ボニーク)に投入
フリーザーバッグを冷蔵庫から取り出して中の空気をしっかり抜いて密封します。BONIQ(ボニーク)が設定温度に達したら、フリーザーバッグを湯せんに入れて低温調理を開始します。 - つけ合わせ野菜の準備
お好みに合わせてサンチュをちぎっておいたり、チンゲン菜をサッとゆでて準備しておきます。 - 仕上げ
BONIQ(ボニーク)での低温調理が完了したら、湯せんからフリーザーバッグを取り出して10分程度休ませて粗熱を取ります。その後、お好みに合わせた厚みにスライスして、つけ合わせ野菜と一緒に皿に盛り付けて出来上がりです。
調理方法のポイントや注意点
冷蔵庫で1日寝かせることで、中までしっかりと味が染み込むのでソースなしでも美味しく食べることができます。手順5での漬け込み時間が短く、味の染み込みが少ない場合は、低温調理後にフリーザーバッグに残ったタレと肉汁を小鍋で煮詰めてソースとして使ってもいいでしょう。
また、韓国風タレはコチュジャンが入っているのでやや辛みがあるため、コチュジャンの量を減らすか三温糖を少量ずつ足して好みの辛さに超セルしてください。
レシピ④コールドビーフサラダ
材料(2人分)
- 牛もも肉…200g(厚さ4cm)
- オリーブオイル…小さじ1
- 塩…2つまみ
- 黒こしょう…適量
<サラダ野菜>
- ミニトマト…10個
- アボカド…1個
- 玉ねぎ…1個
<ドレッシング>
- オリーブオイル…大さじ1
- ガーリックチップ…小さじ1
- バルサミコ酢…小さじ2
- しょうゆ…大さじ1
- はちみつ…小さじ2
作り方
・低温調理器の温度と時間目安
58℃/3時間40分
・手順
- BONIQ(ボニーク)をセット
BONIQ(ボニーク)を58℃/3時間40分にセットします。 - 牛もも肉に下味をつける
牛もも肉の両面に塩・黒こしょうを振ってなじませます。 - フリーザーバッグに食材を投入
フリーザーバッグに牛もも肉とオリーブオイルを入れて全体になじむように上から軽くもみ込み、袋の中の空気を抜いて密封します。 - BONIQ(ボニーク)に投入
BONIQ(ボニーク)が設定温度に達したら、フリーザーバッグを湯せんに入れて低温調理を始めます。 - 牛もも肉を急冷
BONIQ(ボニーク)での低温調理が完了したら、フリーザーバッグを湯せんから取り出して袋ごと氷水に入れて急冷します。粗熱が取れたら冷蔵庫に入れて2時間以上冷やしてください。 - 食材をカット
冷蔵庫で冷やしたローストビーフを約5mmの細切りにします。ミニトマトは半分に、アボカドは1cmの角切りに、玉ねぎは薄切りにしてサラダの材料を準備します。 - ドレッシング作り
フライパンにオリーブオイル・ガーリックチップを入れて、弱火~中火で熱します。ガーリックチップが少し色づいたら火を止めて、バルサミコ酢・しょうゆ・はちみつを加えて弱火にかけてひと煮立ちしたら火を止めます。 - 仕上げ
カットしたローストビーフと野菜を皿に盛りつけ、7で作ったオリーブオイルとバルサミコ酢のドレッシングを上からかけて出来上がりです。
調理方法のポイントや注意点
このレシピでは、ローストビーフを冷やして作るコールドビーフをデリサラダ風に仕上げています。やわらかでジューシーな牛もも肉を細切りにすることで、より野菜やドレッシングと絡んで美味しく食べることができます。
ローストビーフは日持ちするので作り置きすることができますが、食べる直前に細かくカットするようにし、3~4日程度で食べ切るようにしましょう。
レシピ⑤持ち寄りにも ローストビーフ寿司
材料(4人分)
- 牛ももブロック肉…200g(厚さ3cm)
- オリーブオイル…小さじ1
- 塩…適量
- 粗びきこしょう…適量
- 白飯…400g
- マスカルポーネチーズ…20g
<肉用調味料>
- ローリエ…1枚
- 赤ワイン…小さじ1
- しょうゆ…小さじ2
- 三温糖…小さじ1/2
- にんにく…1かけ
<シャリ用調味料>
- 塩…小さじ1
- 三温糖…小さじ1/2
作り方
・低温調理器の温度と時間目安
59℃/2時間15分
・手順
- 牛もも肉の下ごしらえ、調味料の準備
牛もも肉の両面全体にフォークで穴を開けてから塩・こしょうを振ってすり込むようになじませます。にんにくは薄くスライスしておきます。
フリーザーバッグに肉用調味料を全て合わせ、牛もも肉を入れます。そのまま袋の口を閉じて冷蔵庫で1日漬け込みます。 - 牛もも肉に焼き色をつける
フライパンにオリーブオイルを熱して、1のフリーザーバッグから取り出したにんにくを入れます。にんにくの香りが立ったら強火で牛もも肉全体に焼き色をつけます。
フリーザーバッグに調味液は後の工程で使うので捨てないでください。 - BONIQ(ボニーク)をセット
BONIQ(ボニーク)を59℃/2時間15分にセットします。 - フリーザーバッグに食材を投入
粗熱を取った牛もも肉とスライスしたにんにくをフリーザーバッグに戻し、空気を抜いて密封します。 - BONIQ(ボニーク)に投入
BONIQ(ボニーク)が設定温度に達したら、フリーザーバッグを湯せんに入れて低温調理を開始します。 - ローストビーフをスライス
BONIQ(ボニーク)での低温調理が完了したら、湯せんからフリーザーバッグを取り出して10分程休ませます。粗熱が取れたらお好みの厚さにスライスしてください。 - シャリ作り
あたたかい白飯とシャリ用調味料を混ぜ合わせます。その後、長めにラップを2枚広げて、それぞれに半量ずつご飯を乗せて細長く伸ばし、キャンディー巻きにします。巻き終わりを下にして押さえ、ラップの上から一口サイズにカットしたら、形を整えて皿に乗せます。 - 仕上げ
7で作ったシャリの上にカットしたローストビーフとマスカルポーネチーズを乗せて、上から塩・粗びきこしょうを散らしたら完成です。
調理方法のポイントや注意点
手順1のつけ込み時間が時間がなければ1時間から半日程度でもOKですが、しっかりと味をしみ込ませるためには一晩寝かせるのがおすすめです。このレシピでは牛ももも肉に下味をつけてから表面を焼いていますが、フライパンで焼くときに調味液がはねやすいので注意しましょう。下味をつける前に先に焼く方法でも問題ないので、やりやすい手順で調理してください。
また、シャリを小さめに成形する場合は、ローストビーフを薄めに切ると全体がなじみやすく食べやすくなります。
BONIQで上手にローストビーフを作る方法
BONIQの特徴と使い方のコツ
BONIQ(ボニーク)は株式会社葉山社中がクラウドファンディングでスタートさせた国内初の低温調理器ブランドとして注目を集めた調理家電。その使いやすさと曲線を使ったスタイリッシュなデザインであっという間に人気を獲得し、販売開始からわずか2年半で出荷台数3万台を突破した話題のアイテムです。
低温調理そのものがあまり普及していない日本人にもわかりやすく使いやすいシンプルな操作が特徴。BONIQ(ボニーク)販売前は海外製の低温調理ばかりだったため、電源プラグの変換が必要になったり取扱説明書が日本語対応していなかったりと不便が多くありましたが、BONIQ(ボニーク)ではそのような心配もありません。
食材と調味料をフリーザーバッグなどに入れて、BONIQ(ボニーク)で調理時間と温度を設定して湯せん調理するだけで、ローストビーフや鶏ハムなど火加減のむずかしい繊細な料理も簡単に作ることができます。
容量は5~15Lに対応しており、温度・時間も細かく設定できるのでさまざまな料理づくりを楽しむことができるでしょう。
また、BONIQはキッチン家電にデザイン性を求める人のニーズに応えるべく日本人に好まれやすい曲線をうまく使い、すっきりとしたデザインを採用。質感を高める為に高級感のあるラバーコーティングを施してあるので、見た目はもちろん触り心地もいいと評判です。
さらに、BONIQ(ボニーク)では「せっかく買ったのにすぐに使わなくなってしまった…」という調理家電にありがちな悩みを解消するため、低温調理専用レシピサイトも開設。肉料理を中心に、魚料理や卵料理、お米、スイーツ系などさまざまなメニューのレシピが写真や動画を交えて詳しく紹介されています。月間80万アクセスを超える人気サイトで、現在300以上という他にはない圧倒的レシピ数を誇っているのでぜひチェックしてくださいね。
【電源】100V/50-60Hz
【消費電力】最大800W
【製品サイズ】高さ37cm/最大幅10cm/最小幅6cm/奥行き11cm(ホルダー含む)
【製品重量】1.2kg
【電源コード長】1.5m
【設定時間】1分~99時間59分
【温度範囲】5℃~95℃(温度誤差:+-1%)※冷却機能なし
【湯せん容量】5~15L
【固定方法】クリップ式
【コンセント】日本規格(2P)
BONIQでの牛肉の加熱温度&時間基準表
BONIQ(ボニーク)では、安全かつ最高の状態でお肉を食べることができるように適切な加熱温度と時間が設定されています。ローストビーフなど牛肉の低温調理では下記の基準表を参考に、重量ではなく厚みで調整するようにしてください。
56℃…2cm:3時間20分/3cm:4時間/4cm:5時間
57℃…2cm:2時間35分/3cm:3時間15分/4cm:4時間15分
58℃…2cm:2時間/3cm:2時間40分/4cm:3時間40分
59℃…2cm:1時間35分/3cm:2時間15分/4cm:3時間15分
60℃…2cm:1時間20分/3cm:2時間/4cm:3時間
61℃…2cm:1時間15分/3cm:1時間55分/4cm:2時間55分
62℃…2cm:1時間05分/3cm:1時間45分/4cm:2時間45分
63℃…2cm:1時間05分/3cm:1時間45分/4cm:2時間45分
64℃…2cm:1時間/3cm:1時間40分/4cm:2時間40分
65℃…2cm:55分/3cm:1時間35分/4cm:2時間35分
66℃…2cm:55分/3cm:1時間35分/4cm:2時間35分
67℃…2cm:55分/3cm:1時間35分/4cm:2時間35分
68℃…2cm:55分/3cm:1時間35分/4cm:2時間35分
69℃…2cm:55分/3cm:1時間35分/4cm:2時間35分
70℃…2cm:55分/3cm:1時間35分/4cm:2時間35分
ちなみに、一般的に低温調理で牛肉の調理を行う場合、55度~56度でレア、57度~59度でミディアムレア、60度~62度でミディアムに仕上がるとされています。
なお、BONIQ(ボニーク)が設定している加熱時間と温度基準はこちらで詳しく説明していますので、興味がある方はご覧ください。
⇒低温調理器ボニークの使い方を徹底解説!おすすめの作動時間・温度は?
低温調理の基本!袋の選び方と密封方法
低温調理器で使用する袋の選び方
低温調理器を使用をする場合、食材と調味料をフリーザーバッグなどに入れて調理します。低温調理器のメーカーによっては専用バッグや真空パック機器が付属または別売りされていることもありますが、市販の保存袋やフリーザーバッグでも十分代用することが可能です。
食材を入れて真空状態にして低温調理を行うための袋の条件として、次のようなものが適しているとされています。
- 耐熱性、耐冷性がある
- 穴が開きにくい耐ピンホール性が高い
- 酸素などを通さないガスバリア性が高い
ジップロックなど一般的なフリーザーバッグは、これらの条件をクリアしていることが多いので、低温調理器での調理に利用されることが多いようです。
低温調理器での湯せん調理では、ローストビーフのレシピを見てもわかるように90℃以上で加熱することはほとんどないので、耐熱性については高い性能を持っていなくても問題ないでしょう。また、調理後そのまま長期保存するのでなければ、ガスバリア性についてもそれほど気にしなくていいでしょう。
ただし、調理中に破れてしまったり穴が開いてしまったりすることを避けたいので、フリーザーバッグのようにやや厚みのある袋を使用するのがおすすめです。
なお、こちらではBONIQ(ボニーク)におすすめの袋をご紹介していますので、参考にしてみてください。
ボニークの低温調理でおすすめのナイロンポリ袋・使い方を徹底解説!
食材を入れた袋を真空状態にする方法
低温調理器での湯せん調理では、フリーザーバッグなどの袋に食材を入れて真空状態にします。袋の中の空気がしっかりと抜けていないと、食材への熱の通りにバラつきが出たり上手く火が通らず失敗の原因になってしまいます。また、味の染み込みが悪くなってしまうことも。
そのため、低温調理器での調理では、出来るだけ袋の中の空気を抜いて真空状態にすることが重要なポイントとなっています。
袋の中の空気を抜くための真空パック器が付属されている低温調理器もありますが、BONIQ(ボニーク)では専用機器の付属はありません。
しかし、道具なしでも上手に真空状態にすることは可能。最も手軽で効果的な方法は、食材を入れた袋を水を溜めたボウルなどに沈めながら空気を抜く方法です。
水圧を利用して袋の中の空気を抜く方法については、BONIQ(ボニーク)が運営しているレシピサイトでも動画で紹介されているので、調理前にぜひチェックしておきましょう。
・<参考動画>フリーザーバッグの密封方法
BONIQで作るローストビーフレシピまとめ
『BONIQ(ボニーク)』は国内初の低温調理器専門ブランドということで、海外製低温調理器の使いにくさやデメリットが改善されており、日本国内では特に人気の高い低温調理器です。
操作性の高さはもちろん、デザインもシンプルでキッチンに置きっぱなしにしても目立たずいつでも気軽に取り出して使うことができるのも◎。
『BONIQ(ボニーク)』のような低温調理器では、食材の栄養を余すことなく閉じ込めて調理できる上、火加減のむずかしい繊細な料理も簡単に作ることができます。ここで紹介しているローストビーフなどブロック肉を使用するメニューは、低温調理器での調理が最も失敗しにくく、そして美味しく仕上げることができると考えられています。
毎日の料理に『BONIQ(ボニーク)』を取り入れることで、これまでの煮る・焼く・蒸すといった調理方法では作れなかったレストランのような本格的な料理を楽しむことができるでしょう。
『BONIQ(ボニーク)』では300以上の低温調理レシピを掲載している専用レシピサイトもあるので、ローストビーフはもちろん、さまざまなメニューを試してみたいという人や低温調理メニューのバリエーションが増えず悩んでいる人はぜひチェックしてみてはいかがでしょうか?
その他にも『BONIQ(ボニーク)』を愛用している人のSNSやブログで、アイデアレシピや『BONIQ(ボニーク)』の使い方のコツなどが紹介されているので興味のある人は探してみてくださいね。