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低温調理にはフリーザーバッグがおすすめ?おすすめの袋や使い方を解説

 
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いつもの料理をワンランクアップさせてくれるキッチン家電として人気の低温調理器

食材を密閉してじっくり熱を通す調理方法ですが、「密閉用の袋に何を使ったらいいかわからない・・・フリーザーバッグでもいいの?」とお悩みの方が少なくありません。
「食材を密閉」と聞くと真空パックをイメージし低温調理はハードルが高いと感じるかもしれませんね。

結論からいうと、低温調理にはフリーザーバッグがおすすめです!

真空パック機や専用袋が無くてもスーパーで購入できる市販のフリーザーバッグがあれば低温調理ができます。
ただし、どのメーカーのフリーザーバッグでもOKというわけではなく、フリーザーバッグ選びにはいくつかの注意点があります。

そこで今回は低温調理器にフリーザーバッグが使えるのか気になっている方に向けて、

  • 低温調理にフリーザーバッグは使える?
  • 低温調理に適したフリーザーバッグの選び方
  • 低温調理でのフリーザーバッグの使い方のコツ
  • 低温調理におすすめのフリーザーバッグ商品はどれ?

といった内容をご紹介します。

この記事を読めばフリーザーバッグの選び方や使い方のコツ、おすすめ商品などが分かり、フリーザーバッグ選びで悩むストレスが無くなりいつでも気軽に低温調理を楽しむことができます。
実際にフリーザーバッグを愛用して低温調理を楽しんでいる私が保証します。

低温調理にフリーザーバッグが使えるのか、どの商品がいいのか気になっている方はぜひ参考にしてみてください。

低温調理にフリーザーバッグは使える?

低温調理におすすめのフリーザーバッグ

低温調理器を使って食材を低温調理する際、必要不可欠なのが密閉バッグです。
食材をビニール袋などに入れて密閉し空気に触れないようにすることで低温調理した際に食材の芯まで熱を通しやすくなります。

食材をより真空状態にすることでその効果は高まりますが、真空パック機や専用バッグを使う必要はありません。
実はフリーザーバッグがあれば低温調理はできます!

低温調理にフリーザーバッグがおすすめな理由

食材を真空パックするのは難しいとイメージされる方も多いですよね。
低温調理では食材を真空状態にすることが調理の前提条件といっても過言ではありません。
真空パック機を使えば簡単に食材を真空状態にできますが、低温調理においては食材に調味料を加ええるため汁気がある状態を真空パックする必要があります。

一般的な真空パック機は汁気のない食材を真空状態にするものであるため、汁気があるものを真空パックする場合はそれ専用の真空パック機が必要となります。

ところが、フリーザーバッグを使えば汁気があるものでも簡単に真空パックできます。
それは一般的な市販のフリーザーバッグの口がジッパータイプになっているからです。

ジッパータイプだと朽ちの端っこを少しだけ開けておき、フリーザーバッグの中の空気を抜いて最後にジッパーを閉めれば簡単に真空状態にできます。
これなら真空パック機を購入しなくてもフリーザーバッグで十分代用できますね。

フリーザーバッグは機種・食材・温度・時間を選ばない!

フリーザーバッグで低温調理する場合、低温調理器の機種によって使えたり使えなかったりするのでは?と思う方もいらっしゃいます。

結論からいうと、低温調理器の機種に関わらずフリーザーバッグは使えます。

どのメーカーの低温調理器でもOKです!
またどんな食材でも使用OKなうえに、低温調理の設定温度や設定時間も気にする必要はありません。

ただし、食材や温度、時間を選ばないフリーザーバッグにはいくつかの条件があるので、フリーザーバッグを選ぶ際は注意が必要です。

低温調理に適したフリーザーバッグの選び方

低温調理におすすめのフリーザーバッグ

フリーザーバッグはスーパーや100均などで気軽に購入することができますが、フリーザーバッグであればどのメーカーのどの商品でも低温調理に使えるというわけではありません。

ここでは低温調理に適したフリーザーバッグの選び方のポイントについてご紹介します。

密閉性をチェック!

低温調理におすすめのフリーザーバッグ

フリーザーバッグを低温調理に使用する場合、食材を真空状態にするために欠かせないのが密閉性の高さです。

多くのフリーザーバッグは口がジッパータイプになっており空気を抜きやすいというメリットがありますが、ジッパー部分の密閉性が低いと徐々に空気が入ってしまいます。
密閉性の高さはフリーザーバッグの値段に比例すると言っても過言ではなく、100均で10枚100円の商品などはおすすめできません。

厚みをチェック!

ジッパーバッグの厚みも低温調理において重要なポイントになります。
「バッグが厚い=丈夫なバッグ」というのは誰しもイメージしやすいと思いますが、厚みと同時に着目したいのが“ピンホール耐性です。

ピンホール耐性とはどれだけ穴が空きにくいかを示したもので、ピンホール耐性が強いバッグほど丈夫なバッグといえます。

殻付きのエビなどを低温調理する場合、殻の尖った部分でバッグに穴を開けてしまうと低温調理を失敗してしまいます。
そのため厚みがあってピンホール耐性が強いフリーザーバッグが低温調理にはおすすめです。

ちなみにフリーザーバッグの厚みは商品によって異なりますが、一般的なポリ袋の厚みが0.06㎜なのでそれ以上の厚みのものを選ぶと良いでしょう。

耐熱温度をチェック!

低温調理におすすめのフリーザーバッグ

フリーザーバッグを低温調理に使う際に最もチェックしておきたい重要なポイントが耐熱温度です。

フリーザーバッグはネーミングの通りバッグの中に入れたものを冷凍するのに適したバッグです。
どのメーカーのフリーザバッグも耐冷温度は-70℃のものが多く、低温調理においてはこの耐冷温度の部分を気にする必要はありません。

しかし耐熱温度はメーカーや商品によって大きな差があり、耐熱温度が低い商品だと60~80℃ほど、高い商品でも100~110℃ほどしかありません。
低温調理では100℃を超える音頭で調理することはまずありませんが、80℃ほどで20~30分調理するレシピもあります。

つまり設定温度80℃のレシピで耐熱温度60~80℃のフリーザバッグを使うと調理中にフリーザーバッグが溶けてしまうリスクがあるということです。
実際にネット上の口コミでフリーザーバッグに関するものがいくつかありました。

これらの口コミからも分かるように、100均やスーパーのプライベートブランドなど価格が安いフリーザバッグは耐熱温度が低く穴も空きやすいため低温調理にはおすすめできません。

しかしバッグの厚みが0.06㎜以上でピンホール耐性が高く、耐熱温度も100℃近いフリーザーバッグであれば食材の種類や低温調理の温度や時間を気にすることなく使えるということになります!

低温調理におすすめのフリーザーバッグ商品はどれ?

低温調理におすすめのフリーザーバッグ

スーパーなどで購入できるフリーザバッグの多くは耐冷温度の記載はあっても耐熱温度の記載がない商品も多いです。
しかし低温調理に使用する場合は耐冷温度よりも耐熱温度こそが重要なポイントなので、耐熱温度が記載されているもの、耐熱温度が100℃以上であるものを選ぶようにしましょう。

この点を踏まえ、数あるフリーザーバッグの中から特におすすめのフリーザーバッグを2商品ご紹介します。

ジップロック フリーザーバッグ

低温調理におすすめのフリーザーバッグ

Sサイズ:縦127mm、横177mm、厚さ0.06mm(18枚入り330円)
Mサイズ:縦189mm、横177mm、厚さ0.06mm(18枚入り328円)
Lサイズ:縦273mm、横268mm、厚さ0.06mm(12枚入り385円)

フリーザーバッグといえばジップロック!
Wチャック式のジッパーバッグです。

ジップロックのフリーザーバッグは厚みが0.06mmあり、丈夫さは折り紙つきです。
また耐熱温度は100℃なので低温調理にも最適な商品です。

サイズ展開もS・M・Lの3種類があり、60枚入りや90枚入りなどの大容量タイプもあります。

ジップロック イージージッパー

低温調理におすすめのフリーザーバッグ

Mサイズ:縦177mm、横200mm、厚さ0.07mm(12枚入り385円)
Lサイズ:縦279mm、横268mm、厚さ0.07mm(8枚入り385円)

ジップロック イージージッパーはスライド式のジッパー仕様となっており、Wチャック式と比べるとより簡単に密閉することができます。

耐熱温度は80℃で、ジップロックのフリーザーバッグと比べると耐熱性は低いですが、袋の厚みは0.01mm厚い0.07mmなので頑丈さは優れています。

耐熱温度は低いですが、ジッパーの簡単さと丈夫さから80℃を超えない低温調理にはおすすめのジッパーバッグです。
実際にイージージッパーを低温調理で使用する場合は設定温度が70℃未満のレシピに使用することをおすすめします。

低温調理でのフリーザーバッグの使い方のコツ

低温調理におすすめのフリーザーバッグ

低温調理でフリーザーバッグを上手に使うためにはとにかくきっちり真空状態に密閉することです。
フリーザーバッグの中に空気が残っていると低温調理で湯せんする時にバッグが浮いてしまい、食材に均一に熱が入らなくなります。

ここではフリーザーバッグをしっかり密閉する方法を2つご紹介します。

水圧法

  1. 食材をフリーザーバッグに入れる。
  2. バッグ全体を手で押さえて表面の空気を抜く。
  3. 水を張った鍋の中にゆっくりバッグを入れ、水圧で空気をしっかり抜く。
  4. ジッパーを閉めて密閉する。

この水圧法は最も一般的な密閉方法です。
慣れてくると簡単に密閉できるようになりますが、初めての方は何度か繰り返してコツをつかみましょう。

こちらの動画では水圧法を詳しく紹介しているのでぜひ参考にしてみてください。

テーブルエッジ法

  1. 食材をフリーザバッグに入れる。
  2. テーブルの縁から食材が垂れ下がった状態にし、空気をしっかり押し出す。
  3. ジッパーを閉めて密閉する。

テーブルエッジ法はネーミングの通りテーブルの縁を使って密閉する方法です。

食材に液体調味料を加えて下拵えするレシピなどに最適な密閉法で、この方法だと密閉時に液体調味料がバッグの口まであがってくることはありません。

<まとめ>フリーザーバッグは耐熱温度に着目!

低温調理におすすめのフリーザーバッグ

いかがでしたか?

低温調理では食材をいかに真空状態にするかが重要なポイントですが、真空パック機や専用バッグを購入しなくてもフリーザーバッグで代用できます。
ただしフリーザーバッグであれば何でもOKというわけではなく、耐熱温度が80~100℃の商品を選びましょう。

今回は耐熱温度が異なるジップロックの2商品をご紹介しましたが、低温調理のレシピに合わせてお好みの商品を選びましょう。
またなかなか上手に密閉できないという場合はご紹介した動画などを参考にしてみてくださいね。

なお、低温調理に適しているフリーザーバッグはこちらでもご紹介していますので、興味がある方はご覧ください。
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