炭酸水を作る機械で炭酸は復活するのか?徹底検証しました
あったらそのまま飲んでも、お酒を割ったりシロップを割ってジュースにしても、料理にも美容にも掃除にも使える万能の炭酸水ですが、炭酸水唯一の弱点は「気が抜けてしまう」ことですよね。
気の抜けた炭酸水はただの水のような、少しだけ炭酸が残っていても少し刺激のある水のような、何ともいえない液体になってしまいます。
炭酸メーカーの購入を検討している方の中にも、「炭酸が抜けやすかったら嫌だな」「気が抜けてしまうのがちょっと」という考えを持っている人もいるのではないでしょうか。
朗報です!
そう考えている人にこそ、ソーダマシンが「イイ!」のです。
結論、炭酸水を作る機械で炭酸は復活します。
またマシンによっては炭酸入りのジュースなども復活するので炭酸飲料が好きな人にもソーダメーカーはおすすめです。
こちらの記事では、「炭酸水を作る機械で炭酸は復活するのか」について徹底検証した結果を紹介し、炭酸水を作る機械で炭酸を復活させる方法や、どのマシンを使ったら良いかなどについて解説します。
こんな人におすすめの記事となっています。
- 炭酸水は強炭酸一択!
- 気の抜けた炭酸は捨てている
- 炭酸が抜けた炭酸水がもったいない
- いつでも自分好みの強さの炭酸が飲みたい
上記のような人はソーダマシンが一台家にあるとQOLがグンと上がりますよ!
記事の中では気になる炭酸メーカーのお値段やコストについても紹介していますので参考にしてくださいね。
それでは早速、炭酸水を作る機械で炭酸は復活するのかについて解説します。
もくじ
炭酸水を作る機械で炭酸は復活するのか
先に述べた通り、炭酸水を作る機械で炭酸は復活します!
そんな便利家電でありながら電気・電源は不要で使えますよ。
実はコスパが良いというのも特徴です。
使い続けることで、ペットボトルで炭酸水を買い続けるよりの確実に安く炭酸水を飲むことができますよ。
さて、炭酸水を復活させる方法については、マシンの種類や機械によって使い方や条件が異なりますので、購入前に以下を読んでおくと役に立ちますよ。
ソーダマシンは大きく分けて2種類
ソーダマシンにはシリンダー式とカートリッジ式の2種類の機械があります。
どちらも炭酸を復活させることができますが、使い方や炭酸の強さが変わります。
CMや雑誌などでもよく見かける有名な炭酸メーカー、「ソーダストリーム」などはシリンダー式のソーダマシンです。
シリンダー式のソーダメーカーは本体に繰り返し使える炭酸のガスボンベと水を入れた専用ボトルを取り付けて、ガスを噴射することで炭酸水を作る炭酸水生成器です。
本体はやや背丈が高く、一升瓶2本分くらいの幅を取りますが、電源は不要なのでコンセントの近くに設置する必要はありません。
キッチンカウンターに置いたり、ウォーターサーバーの近くやダイニングテーブルの上に置いてあっても良いのではないかと思います。
ガスボンベ・専用ボトルは繰り返し使えるため1回ごとにゴミが出ることはありません。
ガスボンベは1本あたり数十リットルの炭酸水を作ることができるため、1本で数カ月~1年くらい使用している人が多いようです。
本体は半永久的に使用できます。
お手入れは周りをふき取るという程度で問題ありません。
専用ボトルは3~4年が使用期限となるためその頃追加購入すればOKです。
ガスボンベは使用後「交換」となります。
使い終わったガスボンベはメーカーに返送することで交換用のガスボンベを安く購入することができます。
我が家の場合は炭酸水を毎日飲むのでガスのは2本常備しておき、1本使い終えたらもう片方を使い始めたタイミングで交換を申し込む方法です。
使用頻度に合わせて交換の方法を工夫すると良いですよ。
ストックを増やして、「最後の1本」のタイミングで複数ボトルを「交換」するとボトルの総量節約にもなります。
ご自宅の収納状況に合わせてボトルの交換の目安を考えましょう。
もう一方のカートリッジ式の炭酸水メーカーは、本体にガスボンベと水を入れた専用ボトルを取り付けて、ガスを注入してソーダを作るため、作り方はシリンダー式と同様です。
シリンダー式と違う点はガスボンベが使い捨てなところです。
カートリッジ式のソーダマシンのガスボンベは最初に数十本購入し、少なくなってきてから買い足します。
多く買えば買うほど1本あたりの価格が抑えられるメーカーが多いようです。
使い終えたガスボンベは「交換」ではなく燃えるゴミとして捨てられるので手軽ですよね。
本体はカートリッジ式の方がシリンダー式よりコンパクトであることが多いです。
ガスボンベを保存して置ける場所さえあれば、カートリッジ式の方が場所を取らずに置いておけます。
専用ボトルの使用期限はシリンダー式・カートリッジ式に違いはありません。
炭酸を噴射する圧に耐えらえる期間と劣化の期限が決まっていますので、「〇年〇月までに交換」という注意書きをよく読み守りましょう。
シリンダー式・カートリッジ式それぞれの炭酸復活方法
ソーダマシンのシリンダー式・カートリッジ式どちらも炭酸の弱くなってしまったソーダを専用ボトルに入れて、本体からガスを噴射することで炭酸水の炭酸を復活することができます。
シリンダー式の場合は繰り返し使えるボンベということもあり、炭酸の強さを調節できるのがポイントです。
「もう少しだけ炭酸を足したい」「普通の炭酸水を強炭酸にしたい」という場合には自分好みの炭酸の強さにできるのでシリンダー式のソーダマシンが合っているでしょう。
マシンによっては完全に手動で炭酸水を作れる機械と数種類のボタンから炭酸の強さを選んで自動でソーダを作るものがあります。
自動のマシンでも微調整用に手動で炭酸を入れることもできるので安心してください。
シリンダー式のソーダマシンは手動で好きなだけ炭酸が足せるのが嬉しいポイントです。
炭酸を復活させることも炭酸マシン購入の理由なのであればシリンダー式の購入をお勧めします。
カートリッジ式のソーダマシンの場合は、ボンベが使い捨てで1回のみの使用となります。
炭酸の強さは選べません。
ボンベは数十本単位で購入可能です。
1回で購入する本数は多ければ多いほど1本あたりが安価になりますので、収納スペースを加味しつつ多めに買い足すことができれば費用を抑えて炭酸を作ることができます。
少しだけ炭酸を足したい場合にも、ボンベ1本分の炭酸を使用します。
場所を取らず、使い捨てボンベであることがメリットに感じる部分もありますが、「少しもったいない使い方かも」と思う人もいるかもしれません。
シリンダー式でもカートリッジ式でも、炭酸水は問題なく復活させることができます!
良い部分と特徴を比較して、使いやすいタイプを選ぶと良いですね。
炭酸水以外の飲み物の炭酸は復活するのか
ソーダマシンで炭酸水が復活することはわかったと思います。
ただ、世の中には美味しい炭酸飲料がたくさん販売されていますよね!
コーラやジンジャーエール、ビールやチューハイ、スパークリングワインなど、どれも炭酸が抜けてしまっては美味しくありません。
炭酸マシンの種類を選べば炭酸飲料の炭酸も復活しますよ!
この方法は有名YouTuberなども動画で紹介していて話題になったこともあります。
炭酸水以外の飲み物でも使えるソーダマシン
通常の炭酸水メーカーで使用できるのは「水のみ」となっていて、基本的には炭酸水しか作ることができません。
その代わりソーダストリームではコーラやジンジャーエール、他フルーツ系のシロップを販売しています。
作り方は簡単で、炭酸水で割るだけです。
シロップを手作りしていつでもできたてのコーラやジンジャーエール、サイダーを楽しんでいる人もいるようですよ。
炭酸水メーカーで作れるコーラのレシピはこちらでご紹介していますので、興味がある方はご覧ください。
⇒炭酸メーカーでコーラを作ろう!簡単・美味しいレシピを紹介します
しかしどうしてもコカ・コーラやペプシコーラが好き!という人も多いでしょう。
そんな人は炭酸飲料やジュースなど、水以外の飲み物に炭酸を加えてもOKな機械を選ぶと良いです。
水以外でも使えるソーダマシンは、シリンダー式ではドリンクメイト、カートリッジ式ではツイスパソーダなどが人気ですよ。
ドリンクメイトとツイスパソーダは「ヒルナンデス!」でも紹介され、こちらの記事で取り上げましたので興味がある方はご覧ください。
⇒ソーダメーカー|ヒルナンデスで紹介された炭酸生成器を徹底解説!
使い方は水から炭酸水を作る方法と同様です。
専用ボトルに気の抜けたコーラやジンジャーエールを入れて、本体に取り付けたらガスを注入するだけです。
この方法なら市販のコーラを強炭酸にすることもできますし、気の抜けてしまったジンジャーエールを元に戻すこともできます。
ちなみに、「水以外」の飲み物に対応していないマシンで飲み物に炭酸を加えると、飲み物が溢れてしまったり最悪の場合破裂してしまうこともあるので注意してください。
家にある炭酸作るやつで気の抜けたコーラに炭酸復活させようと炭酸注入したらコーラ爆発して家の中コーラだらけや
嫁帰ってくる前に片付けないと‥— shushu@GM (@shuntaGM1) February 19, 2020
家にある炭酸作るやつで気の抜けたコーラに炭酸復活させようと炭酸注入したらコーラ爆発して家の中コーラだらけや
嫁帰ってくる前に片付けないと‥— shushu@GM (@shuntaGM1) February 19, 2020
セブンイレブンのリーズナブル白ワインをソーダマシンに掛けたら、スパークリングに♡糖分のせいか発泡し過ぎてかなりこぼれたけど。
— ほっこり女将 (@Ohaoha1120) July 14, 2013
専用のマシンを使わないと、かなりの確率で溢れたりこぼれたりしてしまうようですね。
もしそれでもチャレンジしてみたい場合は、シンクの中で行ったほうが良さそうです。
さいあくの場合、専用ボトルや炭酸メーカー本体が壊れてしまうこともあるようなので、使用方法を守って正しくソーダマシンを使いましょう。
特に糖分の多いジュースなどは溢れてしまいやすいようなので要注意です。
炭酸水以外の飲み物でも使えるソーダマシンを使うときの注意点
炭酸以外の飲み物を復活させることができる機械を用意してからも注意点がいくつかあります。
一つは、水から炭酸水を作るときや、炭酸水の炭酸を復活させる時よりも少ない量で行うことです。
本体の説明書や注意書にも記載がありますが、だいたい通常の水でできる量の半分から3/4くらいの量がMAXとなります。
水以外の飲み物には糖分が含まれています。
粘度も水に比べたら高いです。
ソーダマシンから高圧で炭酸を注入する際に、水以上の糖度・粘度の飲み物は体積が増えやすく炭酸が落ち着くまで時間がかかります。
そういった点を踏まえ、専用ボトルから飲み物が溢れてしまったり、炭酸の注入中に逆流や破裂が起こらないよう容量が決まっていますので必ず守りましょう。
これを守らないと、いくら水以外でも使えるマシンでも痛んだり壊れてしまうリスクがあるので要注意です。
もう一つはお手入れです。
水や炭酸水に対して使用する際にはボトルを軽くすすいだり、本体のノズルも簡単にふき取る程度でOKですが、水以外飲み物に使用した際には違います。
ボトルの中まで丁寧に洗うようにしましょう。
100円均一等で販売しているボトル用のスポンジを使用しても良いですし、最近洗剤コーナーでもよく見かける、こすらずに使えるスプレータイプの食器用洗剤を使用しても良いです。
とにかくボトルの中に水以外の飲み物の液残りがないようにすることがポイントとなります。
ニオイなどを抑えるためにも、使用後はなるべく早くボトルを洗うことが大切です。
お手入れの後は完全に乾くよう、逆さに置いておける水切りなどもあると良いですね。
また本体のノズルや蓋の部分も洗います。
同様に食器用洗剤等で洗えばOKです。
カートリッジ式の炭酸水メーカーだとパーツすべてが丸洗いできる仕様となっているので便利ですよ。
シリンダー式のソーダマシンでも分解して洗うこともできますし、ノズルの部分だけきれいにする手段を取っても良いでしょう。
電気を使わない便利家電だからこそ、水洗いに敏感にならずに済むのは手軽で嬉しいですよね。
いずれにせよ水以外の飲み物に炭酸を注入した際には必ずいつも以上のお手入れをして清潔を保つことが必要です。
お手入れの方法などは先駆けてよく読み、お手入れグッズ等の用意をした状態で飲み物の炭酸復活を試してください。
水以外の飲み物の炭酸を復活させることができたら、ソーダマシンは単なる炭酸水生成器ではなく立派なドリンクメーカーとして利用できること間違いなしです!
まとめ
いかがでしたか?
ソーダマシンを利用した炭酸の復活方法についてわかりましたでしょうか?
この記事をまとめると以下の通りです。
- すべてのソーダマシンで炭酸水の炭酸を復活させることは可能
- 炭酸の強さにこだわりがあり、微調整したい場合にはシリンダー式の炭酸メーカーを選ぶと良い
- シリンダー式、カートリッジ式の選び方は、使用頻度や使い方から判断する
- 水、炭酸水以外の飲み物の炭酸を復活させるためには専用のマシンが必要
- カートリッジ式の炭酸マシンはお手入れが簡単なものが多い
使い方や使用頻度に合わせて自分に合った炭酸水メーカーを選んで、充実した炭酸ライフを送ってください。