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低温調理器で玉ねぎを使った美味しい料理!おすすめ温度・レシピ

 
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旬の野菜を使ったレシピをワンランクアップさせてみたいと思いませんか?
野菜は煮てよし!焼いてよし!と使い勝手がいい食材ですが、火を通し過ぎるとパサパサになったり旨味が失われたりと過熱加減が難しくもあります。

シンプルな野菜レシピを極めたい!おもてなし料理にも最適な一品をマスターしたい!という方におすすめなのが『BONIQ(ボニーク)』や『ANOVA(アノーバ)』といった低温調理器です。

低温調理器は見た目のスタイリッシュさと簡単手軽にプロの味を家庭で再現できることから料理好き女性のブログやSNSなどで近年注目を集めている最新キッチン家電です。
この低温調理器を使って調理をすれば加熱加減が難しい野菜も旨味たっぷりのプロの一品に仕上がります!

中でも“玉ねぎ”はおすすめの食材
旨味がたっぷり含まれた玉ねぎに低温調理器でゆっくり熱を通すことにより甘みと旨味が凝縮されたトロトロの玉ねぎを味わうことができます。

そこで今回は、シンプル料理やおもてなし料理に最適な玉ねぎレシピをマスターしたいという方に向けて、

  • 低温調理器を使った厳選おすすめ玉ねぎレシピ
  • 低温調理器で玉ねぎを調理する際のおすすめ温度
  • 低温調理器で玉ねぎレシピに失敗しないための注意点
  • 調理後に保存する際の注意点

といった内容をご紹介します。

この記事を読めば低温調理器初心者の方でもシンプルな一品からおもてなしにもピッタリの一品まで、簡単手軽で本格的な玉ねぎレシピを楽しむことができますよ。

実際に低温調理器で玉ねぎレシピをマスターした私が保証します!

ワンランク上の野菜レシピに挑戦してみたいという方は、ぜひご紹介する玉ねぎレシピを参考にしてみてくださいね。

低温調理器を使った厳選おすすめ玉ねぎレシピ

おすすめレシピ①まるごと玉ねぎのスープ

低温調理器で玉ねぎを使った美味しい料理

玉ねぎ1個をまるまる使ったスープです。
玉ねぎに含まれる栄養素を余すことなくギュッと閉じ込め、玉ねぎの旨味が生きたスープはシンプルながらも本格的な味。
日々の食卓だけでなくおもてなし料理としても目を引く一品です。

材料(2人分)

  • 玉ねぎ…小さめ2個
  • 塩コショウ…少々
  • パセリ…お好みで

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  • 水…250cc
  • 固形ブイヨン…1/2個
  • ローリエ…1枚

低温調理器の温度&時間設定

  • 温度設定⇒90℃
  • 時間設定⇒1時間20分(80分)

作り方

①低温調理器のセット
  • 低温調理器を90℃・1時間20分に設定する
②スープ作り
  • 鍋に<A>を入れて火にかける
  • 十分に沸騰させて固形ブイヨンをしっかり溶かす
  • 味を見ながら塩コショウを加える
③玉ねぎの下処理
  • 玉ねぎの皮を剥き、頭と尻を包丁で切り落とす
  • 頭には浅く十字の切り込みを入れる
④低温調理
  • ジッパーバッグに粗熱を取ったスープと玉ねぎを入れ、空気を抜いて密閉する
  • 低温調理器が設定温度に達したらジッパーバッグを湯せんに入れる
⑤仕上げ
  • 低温調理器の設定時間が経過したらジッパーバッグを取り出す
  • 汁ごと器によそい、お好みでパセリを加えたら完成!

レシピのポイント

この玉ねぎレシピのポイントは「固形ブイヨンをしっかり溶かすこと」です。
固形ブイヨンが完全に溶け切ってから塩コショウを加え、味を調えましょう。

またローリエは半分に折ってから加えるとより香りが出やすくなるので、折ってから加えるようにしましょう。

玉ねぎを丸ごとスープにする場合、ガスコンロやITでコトコト煮ると煮崩れしたりと失敗しやすいのが難点ですが、低温調理器で調理すると煮崩れせず、ほどよい食感に仕上がります。

また玉ねぎに含まれる栄養素を余すことなく摂取できるので健康が気になる方にもおすすめのレシピです。

今回は固形ブイヨンを使用しましたが、コンソメスープの素を使ったアレンジもおすすめですよ!
SNSやブログでは玉ねぎを丸ごと味わえるこのレシピにハマっている方も多く、アップしている方も多く見かけました。

またこのレシピは低温調理器『BONIQ(ボニーク)』の公式動画サイトでも紹介されていたので、レシピ手順を動画で確認したい方は参考にしてください。

おすすめレシピ②ローストビーフの玉ねぎ赤ワインソース

低温調理器で玉ねぎを使った美味しい料理

ちょっとしたお祝いの席やおもてなしにピッタリの一皿。
火加減が難しいローストビーフも低温調理器で調理すればほったらかしで絶妙な仕上がりになります。
今回はちょっと大人な「玉ねぎの赤ワインソース」でいただきましょう。

材料(2~3人分)

  • 牛もも肉 ブロック/塊肉…250g(一番厚い箇所で4.5cm)
  • 塩、コショウ…適量
  • オリーブオイル…大さじ1
  • ローリエ…1枚

<玉ねぎ赤ワインソース>

  • 玉ねぎ…1/2個(約100g)
  • 赤ワイン…100ml
  • ショウガ…1片
  • さとう…大さじ1/2
  • しょうゆ…大さじ1

低温調理器の温度&時間設定

  • 温度設定⇒60℃
  • 時間設定⇒3時間30分(210分)

作り方

①低温調理器のセット
  • 食材全体がきちんと湯せんに浸かるようにたっぷりの水量を用意する
  • 低温調理器を60℃・3時間30分に設定する
②牛もも肉の表面を焼く
  • 牛もも肉に塩、コショウを振る
  • フライパンにオリーブオイルを熱し、強火で牛もも肉の表面だけをこんがりと焼く(中は生のまま)
③低温調理
  • ジッパーバッグに牛もも肉とローリエを入れ、空気をしっかり抜いて密閉する
  • 低温調理器が設定温度に達したらジッパーバッグを湯せんに入れる
④玉ねぎ赤ワインソースを作る
  • 玉ねぎをすりおろし、ショウガ、さとう、赤ワインと一緒に小鍋に入れて火にかける
  • 液体がほとんど煮詰まったらしょうゆを加え、火を止める
⑤仕上げ
  • 低温調理器の設定時間が経過したらジッパーバッグを取り出す
  • ジッパーバッグ内の肉汁を玉ねぎ赤ワインソースの小鍋に投入する
  • 牛もも肉をスライスして皿に盛りつける
  • ソースを温め、肉の上にかけると完成!

レシピのポイント

このレシピのポイントは「ほったらかし」です。
分厚い牛肉でローストビーフを作るとなると火加減が難しく、表面が焦げているのに中が生だったり、逆に火が通り過ぎてしまったりといった失敗を起こしやすいのが難点です。

しかし低温調理器を使って調理すればジッパーバッグに牛肉を入れた後はほったらかしでOK!
ゆっくり熱を加えることにより中心部分はレアに仕上がります。

また玉ねぎ赤ワインソースは低温調理器で調理はしないものの、低温調理器で調理した牛肉の肉汁を加えるため旨味がたっぷり詰まった肉汁によってより美味しいソースに仕上がります。
このレシピでは玉ねぎをすりおろして使用しましたが、薄くスライスすると玉ねぎの食感を楽しむことができるのでお好みにアレンジしてもいいですね!

SNSやブログでも玉ねぎ赤ワインソースやニンニクをプラスしたオリジナルアレンジでローストビーフを楽しんでいる方がチラホラ。

ローストビーフはテーブルを華やかに彩ってくれる一品なので、ぜひチャレンジしてみてくださいね。

おすすめレシピ③ふわとろ 濃厚卵の親子丼

低温調理器で玉ねぎを使った美味しい料理

ふわふわトロトロの卵、ジューシーな鶏肉、しっとり感とシャキシャキ感がある玉ねぎ、最高のバランスで組み合わさった料理と言えば「親子丼」ですね。
大人も子供も大好きなレシピですが、火を通し過ぎると卵も鶏肉も玉ねぎも固くなってしまうため、火加減が難しい一品でもあります。

そんな親子丼も低温調理器を使って調理すればふわとろで濃厚な親子丼に仕上がりますよ!
ご飯がすすむ丼ぶりものをマスターしたい方はぜひチャレンジしてみてください。

材料(4人分)

  • 鶏もも肉…2枚(540g。余分な脂肪や筋を取り除くと約400g)
  • 全卵(Mサイズ)…2個
  • 卵黄(Mサイズ)…2個
  • 玉ねぎ…160g

<調味料>

  • 和風だし…小さじ2
  • 酒…大さじ3
  • 三温糖…大さじ1
  • しょうゆ…大さじ7
  • みりん…大さじ3

<飾り>

  • 三つ葉…適量

 

  • ご飯…丼4杯分

低温調理器の温度&時間設定

  • 温度&時間設定⇒65℃・1時間(60分)→85℃・10分

作り方

①玉ねぎをカットする
  • 玉ねぎの皮を剥き、薄くスライスする
②調味液を煮詰める
  • 調味料を全て小鍋に入れ、火にかける
  • フツフツしてきたら玉ねぎを加え、火が通るまで煮詰める
③低温調理器のセット
  • 食材全体がきちんと湯せんに浸かるようにたっぷりの水量を用意する
  • 低温調理器を65℃・1時間に設定する
④鶏モモ肉の下処理
  • 鶏もも肉の皮を剥ぎ、余分な脂肪や筋を切り落とす
  • 一口大のそぎ切りにし、ジッパーバッグに入れる
⑤低温調理1回目
  • 鶏肉を入れたジッパーバッグに調味液を玉ねぎごと加える
  • ジッパーバッグの空気をしっかり抜いて密閉する
  • 低温調理器が設定温度に達したらジッパーバッグを湯せんに入れる
⑥溶き卵の準備~投入
  • 卵をボウルに割り、よく解きほぐす
  • 低温調理器の設定時間(1回目)が経過したらジッパーバッグを取り出す
  • 取り出したジッパーバッグに溶き卵を投入する
⑦低温調理器の再セット~調理2回目
  • 低温調理器を85℃・10分に設定する
  • 設定温度に達したらジッパーバッグを再び湯せんする
⑧仕上げ
  • 低温調理器の設定時間(2回目)が経過したらジッパーバッグを取り出す
  • 丼にご飯をよそい、ジッパーバッグから具をそっとすくって盛り付ける
  • 三つ葉を添えたら完成!

レシピのポイント

このレシピのポイントは「ジッパーバッグの厚さを1.5cm以内にすること」です。

1回目の低温調理の前に鶏肉・玉ねぎ・調味料をジッパーバッグに入れて密閉しますが、この際にジッパーバッグの厚さが1.5cm以上にならないよう材料が重ならないように広げながら入れましょう。

厚さ1.5cm以内にするのは材料に熱を均一に加えるためであり、1.5cm以上の厚みがあると加熱ムラができる原因となります。

ちなみにレシピの中では鶏もも肉の皮を剥ぎ取りましたが、お好みで皮付きのまま調理してもかまいません。
ただし皮付きのまま調理する場合でもそぎ切りでカットしてください。
そぎ切りにすることで味が染み込みやすくなりますよ。

このレシピで親子丼を作ると卵はふわトロ、鶏肉はジューシー、玉ねぎはシャキシャキ感が絶妙に残った状態に仕上げることができます。

小さなお子様から大人の方まで人気の親子丼をぜひ低温調理器で作ってみてくださいね。

低温調理器で玉ねぎを調理する際のおすすめ温度

低温調理器で玉ねぎを使った美味しい料理

低温調理器で玉ねぎを調理する際のおすすめ温度は玉ねぎがメインかどうかによって異なりますが、玉ねぎメインでスープにする場合のおすすめ温度は「90℃」です。

上記でも紹介した人気レシピの一つ「まるごと玉ねぎのスープ」の設定温度は90℃・設定時間は1時間20分でした。
このレシピの設定温度を基準にすると良いでしょう。

親子丼など玉ねぎがメインではないレシピでは玉ねぎの最適温度ではなく最も熱が通りにくい食材を基準にして温度を設定しましょう。

上記でも紹介した親子丼レシピの場合は鶏肉メインで温度を設定することになります。
とはいえ、やはり最も玉ねぎの旨味や味を楽しめるのは最初に紹介した「まるごと玉ねぎのスープ」です!
玉ねぎが苦手という方でも実際に食べてみると凝縮された玉ねぎの旨味に驚くこと間違いなしですよ。
ぜひチャレンジしてみてくださいね。

なお、こちらでは低温調理器ボニークが推奨している加熱時間と温度基準をご紹介していますので、興味がある方はご覧ください。
低温調理器ボニークの使い方を徹底解説!おすすめの作動時間・温度は?

低温調理器で玉ねぎレシピに失敗しないための注意点

低温調理器で玉ねぎを使った美味しい料理

低温調理器を使った玉ねぎレシピで失敗しないために注意しておきたいポイントは「ジッパーバッグをしっかり密閉すること」です。
しっかり密閉できず空気が残っているとジッパーバッグの中の食材への熱の通り方が均一では無くなり、加熱ムラができる原因となります。

また空気が残っていることによって湯せんにかけたときにジッパーバッグが浮いてしまい、やはり加熱ムラの原因になります。

ジッパーバッグの空気をしっかり抜いて密閉する方法は、ジッパーバッグに食材を入れたら口を開けたまま水を張った鍋やボウルに入れ、水圧で空気を押し出して口を閉じること。

こちらの低温調理器『BONIQ(ボニーク)』の公式動画サイトで詳しいやり方を紹介しているので参考にしてください。

調理後に保存する際の注意点

低温調理器で玉ねぎを使った美味しい料理

低温調理器で玉ねぎレシピを作った後、直ぐに食べない場合は冷蔵庫での保存が可能です。
ただしジッパーバッグを湯せんから取り出したら直ぐに「急速冷却」しましょう。

低温調理で最も注意しておきたいのが「食中毒リスク」です。
新鮮な食材を使用し、清潔な手と道具、温度や時間の設定が正しくても調理後の処置によって食中毒を引き起こすリスクが発生します。

調理後に保存する場合はとにかく冷やすこと!
ゆっくり冷やすのではなく、キンキンに冷えた氷水などにジッパーバッグを浸けて一気に温度を下げてください。
そうすることで食中毒の原因となる菌の繁殖を抑えることができます。

急速冷却した後はジッパーバッグの口を開けずにそのままの状態で冷蔵庫のチルド室に保管しましょう。
そうすると1~2日は保存できますよ。

なお、低温調理器を使用する際の食中毒リスクについてはこちらで詳しくご紹介していますので、参考にしてみてください。
低温調理器の危険性・安全性|注意点やリスクを分かりやすく解説します

低温調理器で作る玉ねぎレシピまとめ

低温調理器で玉ねぎを使った美味しい料理

今回は低温調理器を使って作る玉ねぎレシピをご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。

玉ねぎは料理においてなかなか主役になる機会がありませんが、今回ご紹介した「まるごと玉ねぎのスープ」はシンプルながら見た目にインパクトもある旨味が凝縮された一品です。
固形ブイヨンの他にコンソメを使ったりとアレンジ次第でバリエーションを楽しめますよ。

他にも玉ねぎを使ったレシピを2つご紹介しましたが、どれも玉ねぎと他の食材の旨味を上手く引き出しお互いを引き立てるレシピとなっているので、ぜひ低温調理器で玉ねぎレシピにチャレンジしてみてくださいね。

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