スロージューサーのフローズンレシピ|美味しい・手軽な作り方を解説
今話題の低速ジューサーでは、美味しいコールドプレスジュース以外に、スムージーやフローズンデザートが楽しめるということを、ご存知ですか?
小さなお子さんがいるご家庭や、ダイエット中の方、糖質制限をしている方などを中心に、人気を集めているデザートです。
添加物を含まず、自分で手作りできるから、安心・安全というのも嬉しいですよね。
何より、凍らせた果物を使って作りますので、果汁100%の贅沢なスイーツに仕上がります。
そこで今回は、スロージューサーを使ったフローズンレシピについて、詳しくご紹介していきたいと思いますので、ぜひ、最後までご覧になってくださいね。
もくじ
甘酒とバナナのベリージェラート
<材料>
- 甘酒(麹のもの)…250cc
- 冷凍ミックスベリー…80g
- バナナ…3本(240g)
<作り方>
- バナナは2㎝幅に切り、冷凍する
(重ならないようにフリーザーバッグで冷凍すると便利) - 甘酒は製氷皿に入れて、凍らせる
- バナナと甘酒が凍ったら、甘酒、バナナ、ミックスベリーを交互に入れ、スロージューサーにかければ完成
- 甘みが足りなければ、はちみつなどで調整する
バナナとベリーを甘酒と混ぜることで、自然な甘みを楽しむことが出来ます。
乳製品を使わずに作れるジェラートなので、アレルギーのあるお子さんにもおすすめですよ。
バナナは冷凍することで、ポリフェノールの量がおよそ2倍にもなると言われています。
強い抗酸化力を持つポリフェノールには、身体の中の活性酸素を取り除く効果が期待できます。
シミ、そばかすや動脈硬化を予防してくれるんですよ。
また、身体の中の老廃物をスムーズに排出するサポートをしてくれるので、便秘がちな方にも効果を発揮します。
ご自身だけでなく、お子さんの便秘に悩んでいるという方も多いと思いますが、そんなときは冷凍バナナを使ったスイーツを試してみてくださいね。
さらにそんな冷凍バナナと「飲む点滴」とも言われる甘酒を組み合わせることで、より高い効果を得ることが出来ます。
麹の甘酒は、米のデンプンを麹菌によって糖分に変えているだけですから、アルコール成分も含まれません。
妊娠中の方やお子さんがいても、安心して楽しむことが出来ますよ。
甘酒に含有されているぶどう糖は、消化吸収を促す働きがあり、胃や腸を休ませてくれます。
他にもアミノ酸やミネラル、ビタミンB群などの栄養素を豊富に含有しているのが特徴です。
冷凍バナナと同様、腸内環境を整える働きもあり、血行促進効果、ダイエットサポート効果、美肌効果など、多くの効果が期待できます。
バナナのクッキーアイス
<材料>
- 冷凍バナナ…2本
- オレオ風クッキー…5枚
<作り方>
- バナナを適当な大きさに切り、一晩冷凍する
- 冷凍したバナナとクッキーを交互に投入する
- 甘みが足りなければ、練乳で調整する
美味しいオレオ風クッキーは、お子さんだけでなくママにも人気ですよね。
親子で楽しめるちょうどいい甘さのデザートです。
材料も2つだけなので、すぐに作ることが出来ますよ。
マンゴーとアーモンドミルクジェラート
<材料>
- アーモンドミルク…150g
- 冷凍マンゴー…200g
<作り方>
- たっぷりの水にアーモンドを浸し、一晩冷蔵庫で寝かせる
- 翌日、アーモンドの水を切り、アーモンドと同量の水を加え、スロージューサーにかけて、アーモンドミルクを作る
- 製氷皿に移し、アーモンドミルクを冷凍する
- アーモンドミルクが凍ったら、冷凍マンゴーをカットし、交互にスロージューサーに入れる
- よく混ぜたら完成
食物繊維を豊富に含むアーモンドミルクをジェラートにすることで、腸内環境を改善し、デトックス効果が期待できます。
牛乳のアレルギーのある方でも、アーモンドミルクなら飲むことが出来ますよね。
細胞を新しくしてくれる栄養素であるビタミンEも含有されています。
抗酸化力に優れ、生活習慣病の予防にも役立ちますよ。
末端の血管を活性化してくれるので、手足が冷えやすい冷え性の方にもおすすめです。
また、アーモンドの6割を占めているオレイン酸には、コレステロールが含有されていません。
つまり、生活習慣病に繋がったり、余計な皮下脂肪を増やす心配がないということなんですよ。
もう一つの材料である冷凍マンゴーにも、嬉しい栄養素が含有されています。
冷凍マンゴーには、水溶性のビタミンで、血液を作る働きをしてくれる葉酸が含まれています。
妊娠中の女性が摂取したい栄養素として、推奨されているものなんですよ。
他にも、マグネシウムやカリウムなどのミネラルも豊富です。
身体の中に溜まった余分な水分を、スムーズに排出する手助けをしてくれますし、むくみ解消にも繋がります。
さらにビタミンKの効果で、骨を強くするサポートもしてくれます。
カリウムの吸収を促し、骨を丈夫にしてくれるんですよ。
ニンジン&リンゴのフローズンヨーグルト
<材料>
- ニンジンとリンゴの搾りかす…50g
- 生クリーム…100ml
- ヨーグルト(無糖)…200ml
- 砂糖…50g
- はちみつ…適量
- ペパーミント…適量
<作り方>
- にんじん1本とリンゴ1個をスロージューサーにかけ、搾りかすを取り出す
- ボウルに生クリーム、砂糖、ヨーグルトを入れて、良く混ぜ合わせる
- ニンジンとリンゴの搾りかすを、ボウルに加えて、さらに混ぜ合わせる
- バットに流し入れて、平らにしたら、冷凍庫で冷やす
- 甘みが足りなければはちみつを、彩りでペパーミントを添えれば完成
スロージューサーで、ニンジンとリンゴを使ったコールドプレスジュースを作るという方も、多いのではないでしょうか。
その搾りかすを利用したフローズンレシピです。
定番メニューですから、利用しやすいのは嬉しいですね。
ニンジンとリンゴは食べやすい味ですから、野菜が苦手なお子さんでも抵抗なく食べられるレシピです。
カロテンを豊富に含むニンジンは、お肌の健康に役立ちます。
皮に多く含まれていますので、皮ごとスロージューサーに入れてくださいね。
鼻や喉の粘膜を強くする働きもありますから、細菌感染が原因の風邪を予防してくれますよ。
また、カリウムが塩分の摂り過ぎを調節する働きをしてくれるので、高血圧予防にも役立ちます。
リンゴにも皮に栄養素が多く含まれています。
その栄養素はリンゴポリフェノールと言われるもので、抗酸化力に優れた作用を持っています。
コレステロール値を下げ、アレルギーの抑制に効果的なんですよ。
さらに、ペクチンが善玉菌を増やし、腸内環境も整えてくれます。
このメニューはヨーグルトも使いますので、さらに相乗効果が期待できますね。
熱に弱いビタミンCも含有されていますが、スロージューサーは、摩擦熱が発生しにくいというメリットがありますので、ビタミンCが壊れにくいんですよ。
肌荒れの改善や美肌効果を得ることが出来ます。
バナナとプルーンのノンシュガーフローズン
<材料>
- バナナ…110g(1本)
- 乾燥プルーン…65g(大5個ほど)
- 甘酒(麹のもの)…70cc
- くるみ…15g
- オレオ風クッキー…2,3枚
<作り方>
- 輪切りにしたバナナをジップロックに入れ、冷凍する
- 甘酒は製氷皿に入れ、凍らせる
- プルーンは種があったら、あらかじめ取り除いておく
- 材料が凍ったら、スロージューサーに食材を交互に入れていく
- 全て出てきたら、オレオ風クッキーを割り入れる
- ざっくり混ぜれば完成
栄養価の高い食材であるプルーンを入れることで、ヘルシーで健康的なフローズンデザートが楽しめるレシピです。
不溶性食物繊維と水溶性食物繊維の両方を、バランス良く含むプルーンは、腸内環境を整える効果だけでなく、コレステロール値の改善にも役立ちます。
また、女性に嬉しい葉酸も多く含んでいるんですよ。
葉酸は胎児の健やかな成長を促すだけでなく、心臓病や脳卒中の予防にも繋がります。
女性だけでなく、高齢者の方にもおすすめな食材だと言えますね。
プルーンに含まれるビタミンAは、肌や髪、目の機能を保つための働きもあります。
ナッツの中でもヘルシーなくるみは、オメガ3脂肪酸を多く含んでいます。
糖尿病や生活習慣病、心臓血管疾患のリスクを低下させる、優れた食材なんですよ。
他にも中性脂肪値・悪玉コレステロール値を低下させることが分かっています。
美味しくフローズンメニューを楽しむためには?
スロージューサーで、美味しいフローズンレシピに挑戦するには、どんなことに気を付ければいいのか気になりますよね。
ここからは、効率良くフローズンメニューを楽しむ方法について、お話ししていきたいと思います。
カチカチはNG!適度に解凍して
フローズンメニューは、冷凍した果物や野菜を使用したレシピです。
しかし、カチカチに凍ったままスロージューサーに入れてしまうと、破損の原因に繋がります。
材料を冷凍し、フローズンレシピに挑戦する前に、材料を解凍することを忘れないでくださいね。
解凍の目安は、つまようじで中心まですっと入るくらいの硬さです。
加熱してしまうと、せっかくの栄養素を損なわれてしまいますので、必ず自然解凍にしてください。
冷凍する際に、投入口に入る大きさにカットしておくと、スムーズですよ。
カットのコツ<種類別>
投入した際に詰まることなく、スムーズに入れるためには、食材のカットの仕方も種類によって変えなければいけません。
柑橘類
厚い皮は剥き、種も取り除きます。
くし切りにして、薄皮も剥けば、仕上がりがなめらかになります。
りんご
へたと種を取り、くし切りにします。
皮を剥くとなめらかになりますが、皮にはリンゴポリフェノールが豊富に含有されていますので、皮付きのままもおすすめです。
パイナップル、キウイ
皮を剥いて、芯があるなら取り除きます。
バナナ
皮を剥き2㎝幅で輪切りにします。
このように、果物の種類によって、切り方が異なります。
スロージューサーのモデルの中には、小さめのリンゴなら丸ごと投入できるものもありますので、購入する際は投入口の大きさもチェックしてみてくださいね。
なお、口コミで人気のスロージューサーをランキングでご紹介していますので、興味がある方はご覧ください。
⇒スロージューサー口コミ人気No1は?おすすめ5選をランキングで比較
まとめ
ここまでスロージューサーで作れるフローズンレシピについて、ご紹介してきましたが、いかがでしたか?
どれもとても美味しそうなフローズンデザートでしたね。
あらかじめ冷凍させておくというひと手間はありますが、冷凍させることで栄養素が高まる食材もありますので、スロージューサーでフローズンレシピを作る際は、食材を冷凍してみてくださいね。
冷凍する際は、食材同士が重ならないように冷凍させるのもポイントの一つですよ。
コールドプレスジューサー同様、食材の組み合わせによって出来上がるメニューの種類は無限大です。
今回紹介したもの以外ですと、キウイ&パインやリンゴ&白桃、マンゴー&オレンジなどの組み合わせもおすすめです。
ヘルシー食材と組み合わせたものなら、豆乳&あずきやいちご&ヨーグルトも美味しいですよ。
手作りの最大のメリットは、安心・安全であるということです。
添加物を入れませんので、無添加のデザートを大切な家族にふるまうことが出来るのです。
また、スロージューサーを使いますから、摩擦熱も生じにくく、材料に含まれる栄養素が損なわれることもありません。
小さなお子さんのデザートは栄養価が高く、安全なものが良いと思うママたちも多いと思います。
そんなときは低速ジューサーで、美味しいスイーツを作るのも、良い方法ではないでしょうか。
味も美味しく、栄養素もたっぷり含有されているフローズンデザートは、暑い夏にもぴったりです。
スロージューサーに興味のある方は、フローズンストレーナーが付属しているモデルかどうか、確認してみてくださいね。
中にはフローズンメニューに対応していないモデルもありますので、購入前に注意してみてください。
コールドプレスジュース以外にも、様々なメニューを楽しみたいという方に、フローズンレシピがおすすめです。