ボニークで美味しい鶏胸肉料理を作る！温度・低温調理レシピを公開
低温調理器の『BONIQ（ボニーク）』は高品質な日本製で使い方も簡単でわかりやすく、誰でもプロ級に美味しい料理が作れると話題を集めています。
美味しいことはもちろん食材の栄養も余さず摂ることができるため、ここ数年の“健康ブーム”や“肉ブーム”に後押しされて低温調理器への注目が高まっているのです。
しかし、『BONIQ（ボニーク）』などの低温調理器を手に入れて使い始めたものの、メニューのバリエーションが増えずローストビーフなど定番のレシピばかりくり返し作っているという人も少なくないようです。色々なメニューを作ってみたいけれど、「複雑なレシピは手間がかかりそう」「低温調理器で何が作れるかわからない」という悩みを抱えている人も。
そこで、この記事では『BONIQ（ボニーク）』を使って作ることのできる鶏胸肉料理のレシピを選りすぐって紹介したいと思います。価格がリーズナブルで低脂肪・低カロリー、さらにあっさりとした淡白な味なのでどんな料理にも合うというメリットもある鶏胸肉。
鶏胸肉のデメリットとされるのが、加熱によるパサつきですが、そのデメリットを解消することができるアイテムこそが低温調理器なのです。『BONIQ（ボニーク）』を使えば、栄養豊富な節約食材である鶏胸肉をとにかくおいしく食べることができること間違いなし！以前は鶏肉と言えばもも肉ばかり使っていた私も、低温調理器を使い始めてからは鶏胸肉を購入することが本当に多くなりました。
ここでは、低温調理器『BONIQ（ボニーク）』を愛用している私が何度もリピートしている鶏胸肉の鉄板レシピを5つ紹介したいと思います。『BONIQ（ボニーク）』の公式サイトで紹介されているレシピを中心に、実際に作って感じたポイントや注意点なども解説していきますので、ぜひチェックしてみてくださいね。
もくじ
ボニークで作る鶏胸肉料理レシピ5選
レシピ①しっとり柔らか！極上サラダチキン
材料（2～3人分）
- 鶏胸肉…1枚 （約280g／厚み2cm以内）
- バジル…小さじ1/2
- クミンシード…小さじ1/2
- ローズマリー…小さじ1/2
- ローリエ…1枚
- 塩…少々
- オリーブオイル…大さじ1
作り方
・低温調理器の温度と時間目安
61℃／1時間10分
・手順
- 鶏胸肉の下処理
鶏胸肉の皮をはいで余分な脂身を取り除き、両面に塩をふっておきます。 - フリーザーバッグに食材を投入
バジル・クミンシード・ローズマリーを合わせて鶏胸肉にまぶし、オリーブオイル・ローリエと一緒にフリーザーバッグに入れてしっかりとなじませます。 - 鶏胸肉を寝かせる
味をなじませるためにフリーザーバッグに入れた鶏胸肉を冷蔵庫で1日寝かせます。 - BONIQ（ボニーク）をセット
BONIQ（ボニーク）を61℃／1時間10分にセットします。 - BONIQ（ボニーク）に投入
寝かせておいた鶏胸肉を冷蔵庫から取り出して空気を抜いて密封し、BONIQ（ボニーク）が設定温度に達したら、湯せんに入れて低温調理を開始します。 - 仕上げ
設定時間が終了したらフリーザーバッグを取り出してお皿に盛ります。すぐに食べずに保存する場合は、フリーザーバッグごと氷水で急冷し、完全に冷えたら冷蔵庫で保存します。
・＜参考＞レシピ動画
調理方法のポイントや注意点
安全に調理するために鶏胸肉の重量が300g以内、最も厚みのある箇所で2cm以下になるようにします。厚い部分は包丁で開いたり、包丁の背で叩いて厚みを調整してください。また、鶏胸肉が2枚に分かれる場合はフリーザーバッグの中で重ならないように注意してください。
また、低温調理では食中毒のリスクがあるということも忘れずに。60℃以下で長時間加熱を行っても十分に殺菌できないので注意が必要です。ただし、70℃以上の高温で加熱すると鶏胸肉のたんぱく質が凝固してパサつきやすいので、60～70℃の低温調理をするのがおすすめです。
レシピ②濃厚ピーナッツ香る鶏胸肉の棒棒鶏
材料（2人分）
- 鶏胸肉（皮なし）…1枚（約270g）
- 塩…少々
- こしょう…少々
- きゅうり…1～2本
＜ピーナッツソース＞
- ピーナッツバター(甘さ控えめか無糖)…30g
- しょうゆ…大さじ1
- 酢…大さじ1
- マヨネーズ…小さじ2
- ごま油 …少々
- 炒りごま…適量
- ラー油…適量（お好みで仕上げ）
作り方
・低温調理器の温度と時間目安
65℃／45分
・手順
- BONIQ（ボニーク）をセット
BONIQ（ボニーク）を65℃／45分にセットします。 - 鶏胸肉の下ごしらえ
鶏胸肉の皮をはいで、厚みがある部分は包丁で開いて1.5cm程度に均等にならします。余分な脂身を取り除いて、両面に塩こしょうをふってフリーザーバッグに入れ、空気を抜いて密封します。 - BONIQ（ボニーク）に投入
設定温度に達したらフリーザーバッグを湯せんに入れて、低温調理を開始します。 - ピーナッツソース作り
ラー油以外のピーナッツソースの材料を全て混ぜ合わせます。きゅうりは千切りにしておきます。 - 仕上げ
BONIQ（ボニーク）の設定時間が終了したら、フリーザーバッグを取り出してバッグごと氷水で急冷します。完全に冷却したら鶏胸肉を細かく裂いて、千切りしたきゅうりの上に盛り付けます。4で作ったピーナッツソースをかけ、お好みでラー油をかけて出来上がりです。
・＜参考＞レシピ動画
調理方法のポイントや注意点
鶏胸肉やきゅうり、ピーナッツにはカリウムが含まれており、余計な塩分を排出してくれるのでむくみや高血圧予防に最適です。ただし、ピーナッツバターの甘みが苦手な場合は代わりに白練りごまを使ってもいいでしょう。
レシピ③驚きのなめらか食感！自家製鶏ハム
材料（4人分）
- 鶏胸肉（皮なし）…2枚（530g）
- 塩…25g（鶏胸肉の重量の5%）
- こしょう…適量
- はちみつ…大さじ1＋1/2
- ローリエ…2枚
- ガーリックパウダー…少々
＜付け合わせ＞
- お好みの野菜（レタス、ルッコラ、トマトなど）
＜仕上げ＞
- エクストラバージンオリーブオイル
作り方
・低温調理器の温度と時間目安
61℃／3時間40分
・手順
- 鶏胸肉の下ごしらえ①
鶏胸肉の皮や余分な脂を切り落として、観音開きにして厚さが約1cmになるよう均一に整えます。 - 鶏胸肉の下ごしらえ②
麺棒にラップを巻いて、厚みが均一になるように繊維を断ち切るように叩いて伸ばします。後でロール状に巻くので、ちぎれない程度に薄く伸ばしておきます。 - 冷蔵庫で寝かせる
鶏胸肉の水分をペーパーで押さえて、調味料全てと一緒にフリーザーバッグに入れて上からもみ込んでよくなじませます。空気を抜いて密封し、冷蔵庫で1日寝かせます。 - 鶏胸肉の塩抜き
冷蔵庫から寝かせた鶏胸肉を取り出して、1時間程度水に浸けて途中で水を入れ替えながら塩抜きをします。 - BONIQ（ボニーク）をセット
BONIQ（ボニーク）を61℃／3時間40分に設定します。 - 鶏胸肉を巻く
塩抜きした鶏胸肉の水分をペーパーで押さえます。ラップを大きく広げて、鶏胸肉を置いて端からキャンディー状にクルクル巻き、直径5cmの円柱状に整えます。ラップをきつく巻いて、とじ目を下にして両サイドからしっかり結んでください。 - BONIQ（ボニーク）に投入
設定温度に達したらラップで包んだ鶏胸肉を湯せんに入れて低温調理をします。 - 仕上げ
設定時間が終了したら鶏胸肉を取り出して、そのまま氷水に浸けて急冷します。熱が冷めたら薄くスライスしてお好みの野菜と皿に盛り付け、エクストラバージンオリーブオイルをかけて出来上がりです。
・＜参考＞レシピ動画
調理方法のポイントや注意点
鶏ハムを美味しく作るポイントは「塩の量」と「鶏胸肉の巻き方」です。塩の量を減らして塩抜きの工程が必要ないレシピもありますが、鶏胸肉の旨味を引き出し、しっとりとしたハムに仕上げるためにはたっぷりの塩で漬け込む工程が必要です。
また、鶏胸肉を巻くときはラップを引っ張るようにしながらきつく巻き込むようにしてください。巻きが甘いとハムの形がほどけてしまったり。水が入ってしまうことがあるので注意しましょう。
なお、こちらでも低温調理器を使った鶏ハムのレシピをご紹介していますので、興味がある方はご覧ください。
⇒低温調理器で美味しい鶏ハムを作る！おすすめ温度・レシピを公開
レシピ④簡単なのに本格的！タンドリーチキン
材料（2人分）
- 鶏胸肉…1枚（300g、厚み約2cm）
＜下味＞
- 塩…少々
- こしょう…少々
- おろししょうが…小さじ1
- おろしにんにく…小さじ1
- ケチャップ…小さじ3
- ウスターソース…大さじ2
- ヨーグルト…大さじ2
- カレー粉…大さじ1.5
- オリーブオイル…小さじ2
作り方
・低温調理器の温度と時間目安
61℃／1時間10分
・手順
- 鶏胸肉の下ごしらえ
鶏胸肉の皮をはいで一口大にカットし、繊維を断ち切るようにフォークで両面を刺しておきます。 - 鶏胸肉に下味をつける
下味の調味料を全てボウルに合わせます。フリーザーバッグに鶏胸肉と合わせた調味料を入れて、袋の上からよくもみ込んでなじませたら口を閉じて冷蔵庫で1日寝かせます。 - BONIQ（ボニーク）をセット
BONIQ（ボニーク）を61℃／1時間10分にセットします。 - BONIQ（ボニーク）に投入
フリーザーバッグを冷蔵庫から取り出して空気を抜きながら密封。BONIQ（ボニーク）が設定温度に達したら湯せんに入れて低温調理をします。 - 仕上げ
設定時間が終了したらフリーザーバッグから鶏胸肉を取り出し、フライパンでさっと焼き色をつけて出来上がりです。
調理方法のポイントや注意点
鶏胸肉は開いただけの大きなサイズでもOKですが、味をしっかりと染み込ませるためには一口大にカットするのがおすすめです。また、冷蔵庫で1日寝かせることでフライパン調理を行ってもしっとりジューシーに仕上がります。
レシピ⑤辛み＆旨味がクセになる♪よだれ鶏
材料（2～3人分）
- 鶏胸肉…1枚（約300g／厚み2cm以内）
- 塩こしょう…適量
- ごま油…大さじ1
- 白ねぎの青い部分…1本分
- しょうがの皮…適量
＜よだれ鶏のたれ＞
- おろしにんにく…小さじ1
- おろししょうが…小さじ1
- 黒酢…大さじ3
- しょうゆ…大さじ3
- 砂糖…大さじ2
- ごま油…大さじ2
- 白ごま…大さじ2
- 豆板醤…小さじ1
- 花椒…小さじ1
- ラー油…大さじ1
＜薬味＞
- 白ねぎ（みじん切り）…5cm分
- 薄皮付きピーナッツ…適量
- 香菜…適量
作り方
・低温調理器の温度と時間目安
60℃／1時間30分
・手順
- BONIQ（ボニーク）をセット
BONIQ（ボニーク）を60℃／1時間30分にセットします。 - 鶏胸肉の下処理
鶏胸肉の黄色い余分な脂を取り除いて、両面に塩こしょうをふります。 - フリーザーバッグに食材を投入
フリーザーバッグに下処理した鶏胸肉・ごま油・しょうがの皮・白ねぎの青い部分を入れて空気を抜いて密封します。 - BONIQ（ボニーク）に投入
BONIQ（ボニーク）が設定温度に達したらフリーザーバッグを入れて低温調理をします。 - たれ作り①
花椒とラー油以外をたれの材料を全て小鍋に入れて火にかけ、ひと煮立したら火を止めます。砂糖が溶けるように軽くかき混ぜて味をなじませます。 - たれ作り②
花椒をビニール袋に入れて上から麺棒で叩いて砕きます。花椒とラー油を5で作ったたれに加えてそのまま冷ましておきます。 - 薬味の準備
白ねぎはみじん切り、香菜は適度な大きさにちぎっておきます。ピーナッツは薄皮がついたままビニール袋に入れて、麺棒などで叩いて砕いておいてください。 - 仕上げ
BONIQ（ボニーク）の設定時間が終了したらが鶏胸肉を取り出してスライスし、皿に盛ります。フリーザーバッグに残った鶏の汁を6のたれに加えてスライスした鶏胸肉にたっぷりかけます。さらに上から白ねぎ、ピーナッツ、香菜を盛り付けたら完成です。
調理方法のポイントや注意点
このレシピでは鶏胸肉を使ってよだれ鶏を作っていますが、鶏もも肉でも同じ温度・時間で調理することができます。
また、ここで紹介しているたれの分量は作りやすい表気にするため約2回分出来上がります。作ったたれは冷蔵庫で2週間保存することが可能です。花椒はたれに加える前に乾煎りするとさらに香りが立つのでおすすめ！豆板醤・花椒・ラー油はお好みで量を調節してください。
なお、こちらでも低温調理器を使ったよだれ鶏のレシピをご紹介していますので、興味がある方はご覧ください。
⇒低温調理器で美味しいよだれ鶏を作る！おすすめ温度・レシピを公開
ボニークで作る鶏胸肉料理レシピまとめ
ここまで『BONIQ（ボニーク）』を使って作る鶏胸肉レシピを紹介してきました。くり返し作りたくなる定番鶏胸肉料理ばかりですが、よりおいしく仕上げるためのコツや失敗しやすいポイントなどを考慮したレシピと解説になっているのでぜひ多くの人に参考にして欲しいと思います。
また、『BONIQ（ボニーク）』は日本製の低温調理器専門ブランドとしてとても人気があるため、愛用者も多くブログやSNSでレシピ紹介をしている人も多くいます。レシピだけでなく使い勝手やお手入れ方法などについても参考になることがあると思うので、そうした口コミや評判もチェックしておくと安心です。
『BONIQ（ボニーク）』を活用して、手軽で簡単な鶏胸肉料理を今以上に楽しんでもらえたらうれしいです。
