女性の生活・暮らしをサポートする情報を提供するメディア

オゾン水と次亜塩素水を比較|除菌効果や危険性に違いはある?

 
この記事を書いている人 - WRITER -

手軽に使えて、なおかつ効果が非常に高い除菌水であると話題になっているのが次亜塩素酸水とオゾン水です。

これまでのアルコール消毒などと比較すると副作用や人体への影響が低いといった共通点はあるものの、この2つの成分には特性や扱いやすさなど、様々な違いがあります。

この記事を読むことで、以下のような疑問・お悩みを解決することができます。

  • オゾン水と次亜塩素酸水それぞれの定義比較
  • 殺菌メカニズムの比較
  • それぞれを比較した場合のメリットとデメリット
  • 安全性・危険性に関する比較

除菌・消毒に効果的だと言われている成分だから、全てひとつで済ませても良い!というわけではないのが、家庭内除菌の難しいところ。

比較表を参考にしつつ違いをはっきりと知ることで、効率よくそして安全に家庭内を除菌することができるようになり、家族の健康にもつながっていきますよ!

家族みんなでノロウイルスに感染してしまった苦い経験をきっかけに、家庭内除菌を徹底している私がお約束します。

これまであまり意識しなかった抗菌・除菌という分野には、どんな成分が適しているのかいまいちわからない!何をどう使い分ければよいかわからない!という方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

この記事がお役に立てれば、嬉しく思います。

注目を集める除菌水【オゾン水】と【次亜塩素酸水】

オゾン水と次亜塩素水を比較

毎年流行するインフルエンザやノロウイルス、時々ニュースなどで耳にする大腸菌・O-157・ボツリヌス菌などが原因の食中毒、風邪、毎年訪れるつらい花粉症の予防・対策は、家庭内をいかにキレイに保つか?つまり、清潔さと深い関係があります。

2020年の新型コロナウイルス(Covid-19)感染拡大に伴い、自宅でのお掃除に殺菌・消毒効果のある洗剤を取り入れたいと考えている方も多いかもしれませんね!

抗菌・殺菌効果があったとしても人体に影響があったり、注意点があまりに多かったりする成分は、毎日の生活に取りいれにくい、ペットや赤ちゃんにも安全に使える成分でウイルス・細菌対策を行いたいと考えている方の間で特に人気なのが、次亜塩素酸水とオゾン水の2つです。

次亜塩素酸水

オゾン水と次亜塩素水を比較

次亜塩素酸水は、実は人の体の中でも作られる次亜塩素酸という成分によって雑菌やウイルスに対する殺菌効果を発揮することで知られています。
次亜塩素酸水は、塩化ナトリウム水溶液塩酸電気分解することで作られる次亜塩素酸が主成分となります。

実はこの次亜塩素酸水、食品添加物として厚生労働省によって認められているほど、安全性が高い液体です。

この液体は強酸性・弱酸性・微酸性の次亜塩素酸水に分けられますが、名前が似ている次亜塩素酸ナトリウム水溶液や次亜塩素酸ソーダとは異なります。
漂白剤の主成分として使われることが多い次亜塩素酸ナトリウム水溶液などと比較すると、ツンとするニオイや肌・人体への影響がなく高い安全性を持っています。

つまり、ハイターを薄めたものなど強アルカリ性を持つ次亜塩素酸ナトリウム液と、弱酸性から中性であることが多い塩素酸水は、主成分は同じであるものの持っている性質が全く異なる液体というわけです。

オゾン水

オゾン水と次亜塩素水を比較

オゾン水は、除菌・脱臭効果が高い液体として、近年注目を集めています。

オゾン水とは、オゾン(O3)が水(H2O)に溶けている状態のことです。
オゾン水を作るためには特別な機械が必要ですが、近年は従来の生成方法と比較するとオゾンガスが広がりにくい、直接電気分解方式といった方法が主流となりつつあります。

オゾンガスの濃度は空気中で高まりすぎると健康を害する危険性があると言われていますが、普段の生活にオゾン水を取り入れる場合、水を使用することで湿度が保たれているため基本的に危険性はありません。

オゾン水は、従来の塩素系除菌剤やアルコール系の消毒液と比較すると、優れた除菌能力を持っていることが特徴です。
そして、オゾンそのものが持っている高い酸化力を生かして短時間で効果を発揮することも特徴といえるでしょう。

ぬめりとり、除菌効果、脱臭効果、漂白効果を持っています。
使用後は酸素に戻るため有害物質が残らないため、環境にも人にも優しい成分とされています。

殺菌メカニズムを比較

オゾン水と次亜塩素水を比較

ここまでで、どちらも高い除菌効果や消毒効果を持つということがわかりました。

ここからは、細菌やウイルスに次亜塩素酸水とオゾン水それぞれを使うと、どのような反応が起きて働きかけるのか?というメカニズムについて、比較していきます。

次亜塩素酸水

次亜塩素酸水は主成分である次亜塩素酸が持つ高い酸化作用が、殺菌効果のメカニズムの鍵となります。
酸化力とは、成分と成分が触れた場合に相手側を酸化させる力のことです。
触れた成分の電子を奪う力を持っているともいえるでしょう。

電子を奪われてしまったウイルスや細菌はそのままの形をキープすることができないため、結果として殺菌・消毒されるということになります。
化学物質などからも電子を奪い、自ら塩化物イオンへと変化するため、ウイルス除去殺菌・消臭効果・アレルギー対策としても次亜塩素酸水は効果的なのです。
菌やウイルスをつないでいるつなぎ目の電子を奪うことで、細胞組織を壊すことも行います。

オゾン水と比較するとどちらも高い酸化作用を活かすという点は似ていますが、物質と反応した後の変化の仕方が異なります。

オゾン水

オゾン水の定義のところでも少し触れているように、オゾンは酸素を原料にして作られています。

そしてオゾンは化学物質の中でもとても不安定で反応性が高いため、何かとくっつくことで酸素に戻ろうという働きが非常に強いわけです。
そのためオゾン水と雑菌や臭いのついた物質と反応させることで除菌が行えます。
オゾンが他の物質と反応し合い分解された際に生じている酸素には非常に高い酸化力があるため、漂白にも活用できます。

気になるウイルスや細菌にオゾン水を降りかければ、ウイルスや細菌の中の核であるタンパク質とオゾンが化学反応を起こすため、細胞膜が破壊され繁殖することができません。
細胞の核が溶ければ、細菌やウイルスはその力を失い死滅していきます。
薬剤耐性がつかないこともあり、オゾン水の高い殺菌効果には注目が集まっているというわけです。

次亜塩素酸水と比較するとどちらも同じラジカル反応というもの生かして殺菌効果を発揮しますが、同じ濃度であればオゾン水の方が殺菌力は強いとされています。

メリット・デメリットを比較

オゾン水と次亜塩素水を比較

ペットや赤ちゃんのいる家庭でも安全に使え、ウイルスや細菌への対策、キッチン・台所・トイレ・お風呂・部屋・車など、身の周りの空間掃除にもぴったりな次亜塩素酸水とオゾン水ですが、それぞれには異なるメリットとデメリットがあるようです。

さっそく比較してみましょう!

次亜塩素酸水のメリット・デメリットをオゾン水と比較

メリット比較

次亜塩素酸水を取り入れるメリットと言えば、何と言っても安全性の高さです。
物質に触れることで水に戻る成分なので、誤飲してしまっても問題ありません。
一方で、オゾン水は業務用を家庭用として誤って使用した場合などに人体への悪影響が考えられますので、この点を比較すると次亜塩素酸水が優勢でしょう。

残留性がないことも次亜塩素酸水のメリットですが、こちらはオゾン水と比較しても同程度となります。

アルコール系の消毒液などと比較するとどちらも消費期限が短いとされる次亜塩素酸水とオゾン水ですが、次亜塩素酸水の場合製造から3ヶ月程度は効果を発揮します。
持続性が非常に短く、使用するたびに毎回生成しなければならないオゾン水と比較すれば、これは大きなメリットと言えるでしょう。

次亜塩素酸水は、空気中に広げて空間全体を消毒するといった使い方ができることでも知られていますよね!
人のいる環境であっても、換気の必要なく使うことができます。
オゾン水を使う場合には、安全のため換気が必要です。

次亜塩素酸水は濃度を調整することにより、オゾン水と比較して除菌・殺菌能力を高めることが可能です。

なお、こちらでは次亜塩素酸水の用途別おすすめ濃度をご紹介していますので、興味がある方はご覧ください。
次亜塩素酸水のおすすめ濃度は何%?ppm?薄め方・作り方を徹底解説

デメリット比較

次亜塩素酸水とオゾン水を比較した場合、次亜塩素酸水の方がコストパフォーマンスが悪い傾向にあります。
ただこれは家庭用で使う場合のコストパフォーマンスではなく、生成に必要な設備に関係する価格について比較した場合の話です。

次亜塩素酸水は、pH値によって除菌力が大きく変わることが、オゾン水と比較した場合のデメリットとなります。
オゾン水は、水のpHによって殺菌能力の高さが変化することはありません。

オゾン水のメリット・デメリットを次亜塩素酸水と比較

メリット比較

オゾン水は、次亜塩素酸水と比較すると濃度を低くしても除菌殺菌効果を維持できることがメリットです。

そして、オゾン水は物質と反応した後酸素と水に戻ります。
次亜塩素酸水と比較した場合、よりピュアな水に近いということです。

ちなみに次亜塩素酸水の場合、反応後は塩化物イオンと水に戻るため、水道水に近い成分になります。

デメリット比較

オゾン水は、ほとんどの種類の金属に対して腐食性を持っています。
ですから、家庭内でお掃除に使用する場合素材の確認に注意が必要です。
オゾン水と比較して、次亜塩素酸水はステンレスなどに影響がなく、有機物と触れた瞬間水に戻るためそのような心配が不要です。

さらにオゾン水は、スプレーボトルなどに移し替えて気軽に使うということが難しい成分です。
成分が安定せず短期間で効果を失ってしまうため、作って保存しておくということができません。
この点を、長期間の作り置きはできないもののある程度の期間であればスプレーボトルなどに入れて使っても効果は変わらない次亜塩素酸水と比較すると、デメリットと考える方は多いと思います。

安全性・危険性を比較

オゾン水と次亜塩素水を比較

お風呂のカビ対策やトイレの消臭・除菌など、身近なところでどんどん使いたいという除菌水は、やはりある程度安全性の高い成分を取り入れたいものです。
次亜塩素酸水とオゾン水では、安全性・危険性を比較した場合、どのような違いが出るのでしょうか?

安全性は次亜塩素酸水が優勢

結論から言うと、どんなシチュエーションでも安心して使いやすいのは次亜塩素酸水です。

次亜塩素酸水は換気不要

次亜塩素酸水の方が安全性が高いといえる理由の一つは、使用時に換気が不要であるということです。
オゾン水を掃除などに使う場合、基本的に換気を行うことが必須です。
これを行わなければオゾンガスが気散してしまい、人体に有害な影響を与えてしまう可能性があるからです。
オゾン水を生成する際の方式が改良されて、気散しにくくなっているとはいえ、オゾン水を使用する際には換気が必須となっています。

一方次亜塩素酸水は有機物に触れた瞬間に水に戻る成分なので、使用時に換気が必要ないどころか、加湿器などに入れて空気全体にまき散らすことで空間をまるごと除菌するといった使い方まで可能なんです。
ですから、手軽にご家庭での新型コロナウイルスやインフルエンザ、風邪予防やカビ対策などに使うことができますよ!

なお、こちらでは赤ちゃんがいる家庭でも安心して使用できる次亜塩素酸水をランキングでご紹介していますので、参考にしてみてください。
次亜塩素酸水|赤ちゃんにも安心のおすすめ5選【消毒・除菌・消臭に】

オゾン水を使う場合は濃度に要注意

オゾン水と次亜塩素水を比較

オゾン水を使う場合、濃度に注意していないと安全に使うことができません。
低濃度でも非常に毒性が強く、濃度を管理するためのオゾン濃度計が必ず必要です。
敏感な人であれば、0.01ppm程度の低い空気中濃度でもすでに体調に変化を感じることもあると言われていてます。

空気中のオゾンの濃度が1ppmまで達すると頭痛や疲労、呼吸障害などの副作用症状が起こる場合もあり、とても危険なのできちんとした取り扱いが必要です。

基本的に、オゾン水は人がいる場所に向けて使用できない成分です。
人がいる中での空間への使用も厳禁です。

使い方には正しい知識が欠かせないといえるでしょう。

違いはあるがどちらも強力な除菌の味方

オゾン水と次亜塩素水を比較

新型コロナウイルスやノロウイルス・インフルエンザ対策などに有効な除菌成分として注目されている次亜塩素酸水とオゾン水。
どちらも反応後は酸素や水に戻ることで残留性がないなどの優れた共通点があります。

しかしその一方で、オゾン水は濃度や使うシーンによって危険性が高まることもあり、家庭で使うには少し神経を使う成分ともいえるでしょう。
手軽に家庭の掃除で消毒液として使いたいという場合には、次亜塩素酸水のほうが安全性が高くネット通販などで市販している店も比較的多いため、オススメです。

どちらにもメリットとデメリットがありますので、使いたい目的に合わせて特徴の違いを比較し、あなたの家庭にあった成分を積極的に取り入れてみてくださいね!
自宅での普段の掃除で除菌・殺菌効果のある成分を賢く使い分け、家族の健康を守りましょう!

この記事を書いている人 - WRITER -

- Comments -

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

Copyright© りりらぼ , 2020 All Rights Reserved.