腰痛対策敷布団は硬いか柔らかいのどちらがおすすめ?徹底解説します
腰痛があると本来ならばリラックスした状態で体を休ませられる睡眠中にも腰が痛み、熟睡はおろか目覚めた時にどっと疲れを感じてしまうことも多々あります。
“もしかしたら敷布団の硬さが合っていないのでは・・・”と今お使いの寝具に疑問を感じても、果たしてどのような硬さなら腰痛が緩和されるのか具体的な目安や理由は分かりませんよね。
布団の硬さによって長年悩まされてきた腰痛が改善されるのであれば、きちんと合うものを使用していきたいものです。
腰痛対策には硬いか柔らかいのではどちらが向いているのでしょうか?
先に結論を言ってしまえば、硬い敷布団が腰痛対策にはおすすめです。
硬い敷布団を使うと腰が沈みこまず良い寝姿勢になれるため、負担が軽減されて朝もスッキリと起きられるようになりますよ。
睡眠中の寝返りの回数も少なくなり、捻れや痺れを防いで熟睡も可能になります。
私も長い間腰痛で辛い日々を送ってきましたが、硬い敷布団に替えたら悩みを改善出来たので間違いありません。
こちらの記事を読むと、
- 腰痛に良い敷布団は硬いか柔らかいのどちらがおすすめ?
- 硬い敷布団がおすすめの人は?柔らかいのがおすすめなのはどのような人?
気になる2つの疑問を解消出来ます。
結論から言うと、腰がしっかりと支えられる150N~150N程の硬い敷布団に替えると腰痛が和らぎます。
ですが、体を曲げると辛い・体格の良い人は硬い敷布団、体を反らすのがきつい・痩せ型の人は柔らかい敷布団というように異なる場合もあるのです。
腰痛に良い敷布団のベストな硬さが分からないと悩んでいる方はぜひ参考になさってくださいね。
腰痛対策におすすめの敷布団の硬さについて
腰痛対策・改善におすすめの敷布団の硬さとは?
新しく布団を購入する際は何を重要視していますか?肌触りや厚さ、衛生面、収納のしやすさなど人によって基準は様々だと思います。
好みの寝心地やイメージをもとになんとなく布団を選んでしまっていたという方もきっと少なくないでしょう。
腰痛対策をする上では、敷布団の”硬さ”が最重要ポイントになります。
敷布団の硬さと腰痛は密接な関係にあり、合わないものを使い続けていると症状を悪化させる原因にもなるのです。
「朝起きると腰痛がひどくて起き上がれない」
「睡眠中に腰が痛みいくら寝ても疲れが取れない」
このような場合は、敷布団の硬さが体に合っていない可能性が非常に高いです。
そのためきちんと合う硬さの敷布団を使用し、腰痛を和らげて気持ちの良い朝を迎えたいと思いますよね。
ですが、いざ敷布団を調べてみると種類が豊富でどの硬さなら腰痛になりづらいのかが分からずに困ってしまうことがあります。
腰痛に良い敷布団は、硬いか柔らかいのどちらがおすすめなのでしょうか?
どの程度の硬さなら腰痛を改善出来るのでしょうか?
具体的な硬さについての情報も把握しておきたいですよね。
それでは腰痛対策敷布団のおすすめの硬さを詳しくご紹介していきます。
腰痛に良いのは硬いか柔らかいのどちらの敷布団?
結論から言うと、腰痛に良い布団は硬さのあるものが向いています。
一時期低反発がブームとなりましたが、腰痛を抱えている場合に柔らかい敷布団を使用して寝ると改善が見込めないどころか今よりも悪化してしまう危険性があるのです。
柔らかい敷布団はふかふかの寝心地を体感出来ますが、それは体が沈むことによって包み込まれているようなふんわりとした感覚を得られるためです。
一見腰痛にも優しそうに思えますよね。
ですが、柔らかい敷布団は体を支える力が弱いため腰やその周辺の筋肉に余計な負荷がかかり痛みを引き起こす原因になってしまうのです。
睡眠時の腰痛を対策・改善するには、正しい寝姿勢になることが大切です。
敷布団の固さが適度にあるものは反発力が高いため、力が抜ける睡眠時にも体が歪むことなく良い姿勢を作り出しその状態をしっかりとキープすることが出来ます。
腰痛に良いとしていろいろな敷布団が販売されていますが、やや硬いかな?と感じる程度のものを使用すると腰へのトラブルが起こりにくくおすすめです。
手で触った感覚が硬すぎると思う敷布団でも、体全体の重みを預けるのにはちょうど良いことがほとんどです。安心してください。
敷布団の硬さの目安とは?
次に、腰痛対策敷布団の大きなキーポイントとなる硬さについて分かりやすく解説したいと思います。
一般的に敷布団は、ニュートン値でおおよその硬さや反発力が分かるようになっています。
ニュートン値とは布団に圧力をかけて凹ませるために必要な力の程度のことです。
JIS規格に基づき各敷布団のニュートン値は測定され、購入者が分かりやすいように商品に記載することが義務化されています。
敷布団の品質説明の中で○○Nといった固さの表示があるのを目にしたことがあるのではないでしょうか?
ニュートン値は英語のNewtonの頭文字をとった”N”の単位で表されていて、その前に記載されている数字が小さいものは柔らかく(低反発)、数字が大きければ硬い(高反発)ことを意味しているのです。
《敷布団の硬さの目安》
- 75N未満→柔らかめ
- 75N以上~110N未満→標準
- 110N以上→硬め
硬さのある敷布団であっても、120Nと180Nでは腰痛への効果や寝心地に大きな差が生じることになりますよね。
おおまかな目安になりますが、腰痛に良い敷布団はこちらのニュートン値に記載されている数値に注目すると硬さの判断がしやすくなりますよ。
腰痛に良い布団は150N~180Nぐらいのものが向いています。
硬い・柔らかい敷布団がおすすめの人について
腰痛に良いのは硬さがある布団だということが分かりました。
硬い敷布団には高い反発力があり、体をしっかりと支えられるため腰への負担も軽減され痛みが生じづらくなります。
ですが、それは必ずしも全ての腰痛持ちの方に当てはまるわけではありません。
腰痛は人によって症状のあらわれ方が違うためです。
どのような姿勢になるととくに腰痛が辛いと感じますか?睡眠中や朝起きた時の痛みのレベルはどの程度のものでしょうか?
痛みのタイプや症状を引き起こしている原因、体型などによっておすすめの敷布団の硬さは異なるのです。
そのため、少し柔らかい敷布団を使った方が腰痛が和らぐという人もいます。
硬いか柔らかい敷布団、それぞれに合うのはどのような人でしょうか?
特徴や理由を理解しておくとより自分に合った腰痛に良い敷布団を見つけやすくなりますよ。
また、極端に硬い・柔らかい敷布団がある場合、そちらを使用した方が腰痛に良い作用をもたらしてくれるのかも気になります。
それでは、それぞれの敷布団の硬さに合うのはどのような人なのかという点について分かりやすく解説していきたいと思います。
硬い敷布団がおすすめの人とは?
下記の内容に当てはまる方は硬さがしっかりとしている敷布団がとくにおすすめです。
- 体を曲げると腰痛が悪化する人
- 体重70kg以上、筋肉量が多い人
具体的な腰痛の症状では、椎間板ヘルニア、筋・筋膜性腰痛などの疑いがあったり今現在治療を受けていたりする場合には硬い敷布団が良いです。
一つずつ、理由を見ていきましょう。
体を曲げると腰痛が悪化する人
こちらの腰痛のタイプは寝ている間に腰が沈むことで症状が悪化してしまうケースが多く、改善するには正しいS字型の寝姿勢になることが重要です。
硬さのある敷布団には押し返す反発力があるため、体全体が支えられ腰だけが沈んでしまうということを避けられます。緩やかなカーブを描いた理想の姿勢になれますよ。
横になった際に腰が沈むような柔らかい布団だと、寝ている間に体が丸まってしまい痛みが出やすい姿勢が自然と作られてしまいます。
仰向けで寝ると腰痛が辛くなるというのは、敷布団が腰の重さを支えきれず下に沈んでしまい本来の正しい寝姿勢から大きく外れてしまうためです。
体が曲がると腰に負担が集中しやすくなり、睡眠中に蓄積された疲れが痛みとなって現れるようになります。
硬い敷布団だと正しい寝姿勢をキープし負担を分散させられるため、仰向けで寝ても腰痛は気になりませんよ。
また、柔らかい敷布団では寝返りを打つのにも力が必要で一苦労します。
ふかふかのソファーと椅子では、後者の硬さの方が力を入れずにスっと立ち上がることが出来ますよね。
それと同じ原理で、硬い敷布団の方が動きやすく腰痛にも優しいのです。
通常睡眠時には20回程寝返りを打つとされていますが、その度に力を入れなければならないのは大変ですよね。
腰の筋肉が凝ったり、無理に動くことで捻れて痛みが出たりする場合もあります。
硬い敷布団なら力を入れずにスムーズに寝返りを打てて、腰痛の改善に繋げることが出来ますよ。
体重70kg以上、筋肉量が多い人
70kg以上体重がある方や体格の良い男性は硬い敷布団を使うと腰痛対策が出来ます。
体重が70kg以下でも、お腹が大きくなり腰が重くなる妊婦さんは硬い布団がおすすめです。
体重が重いと布団への沈み込みが増えて、寝ていても常に体が丸く曲がっているような状態になってしまいます。
悪い姿勢で長時間過ごすことは大きな負担となり、腰痛を引き起こしたり症状をますます重くする危険性があるのです。
体の重さをしっかりと支えられる硬さがありへたりにくい敷布団なら、腰が必要以上に沈むことを防げて腰痛のない快適な寝心地を実現出来ますよ。
体重が軽い方でも横になると姿勢が真っ直ぐにならずに丸まっているように感じる場合は、良い寝姿勢を保ちやすい硬い敷布団がおすすめです。
また、筋肉量が多い方も硬さのある敷布団が合うとされています。
硬い敷布団は体を押し返す力(反発力)が強く、緩やかなカーブを描いている体が全面にぴったりとフィットすることはほとんどありません。
例えば、フローリングのような固さに寝ることを想像してみてください。
背中やお尻は密着するものの、腰の周辺は少し浮いてしまいますよね。
極端なイメージになりますが、硬さのある敷布団の上で横になると同じようなことが起こります。
とくに筋肉量が少なく体重が軽いと仰向けに寝ても沈み込みが少なく腰などに若干の隙間が出来るため、人によっては睡眠中にその姿勢で過ごすと腰痛が生じてしまい辛く感じるケースもあります。
ですが、筋肉質の方は違います。
隙間があって少し浮いている状態になる敷布団の硬さでも、筋肉で姿勢を自然に支えられて腰への負担がかかりません。
腰痛が発生しづらく、その上正しい寝姿勢にもなれるのです。
アスリートの方はもちろんのこと、日頃から定期的に運動や筋トレを行っている方は他の人と比較して腰周りにもしっかりとした筋肉がついているため、硬さのある敷布団を使用すると寝心地も抜群で腰痛に良いですよ。
硬すぎる敷布団は腰に痛みが出る?
体を支えられる硬さの敷布団は、正しいS字型の寝姿勢をキープし腰痛対策が出来ます。
柔らかい硬さの敷布団で仰向けになると腰が辛くその向きを避けてきたという方も、姿勢が歪んだり丸まったりすることなく腰痛を気にせずにリラックスして休めるのです。
さらに硬い布団には、沈み込みが少なく寝返りをスムーズに行えるようになるといったメリットもあります。
ですが、あまりにも硬さがある敷布団は腰痛に良いとは言えません。
硬すぎる布団はそれだけ反発力も高いということになりますよね。
敷布団が硬すぎると体がほとんど沈まず、腰が通常よりも浮いてしまい周辺の筋肉が常に緊張している状態が作り出されます。
結果として、腰に負担がかかり腰痛を発生させるきっかけとなる可能性があるのです。
腰の筋肉の緊張が強まるとその部分の血流が悪くなり、別の腰痛を招く恐れもあるため注意が必要です。
また、硬すぎると布団に接している部分への体圧が増えて体に痛みや痺れが出やすくなり、それを軽減するために無意識のうちに頻繁に寝返りを打つようになります。
その度に必要以上に腰に力が入ったり、不自然に捻れたりすると腰痛の悪化は免れません。
硬い敷布団がおすすめの人も、適度な硬さのものを使用するようにしましょう。
柔らかい敷布団がおすすめの人とは?
下記の内容に当てはまる方は柔らかい敷布団がおすすめです。
- 体が反ると腰痛が辛くなる人
- 痩せ型、筋肉量が少ない
具体的な腰痛の症状では、すべり症、脊柱管狭窄症などの疑いがあったり今現在治療を受けていたりする場合には柔らかい敷布団が良いです。
詳しい理由を一つずつ見ていきましょう。
体が反ると腰痛が辛くなる人
こちらのタイプは腰が浮いたり体が反ると腰痛がひどくなる傾向があるため、出来る限り隙間が生じないような姿勢をとることがポイントです。
重い腰痛は筋肉の凝りや睡眠中の歪みだけではなく、神経の圧迫や血行不良によっても痛みが引き起こされます。
とくに脊柱管狭窄症では、体を後ろに反ると神経の通り道である脊柱管が狭くなり神経が圧迫されて腰痛や痺れが悪化するとされています。
反対に、前かがみになると腰痛が軽減されます。
高齢の方が杖をつきながら腰を少しかがめて歩いている姿を良く見かけますが、痛みを感じにくくするためにそのような姿勢をとっているケースが多いです。
硬さのある敷布団の上で仰向けに寝ると骨盤が引っ張られることによって腰の部分に隙間が出来て、反らさないように気を付けていても自然と脊柱管が狭くなる状態を招いてしまいます。
さらに骨盤が引っ張られる力が腰にも伝わって、痛みを強くしてしまうこともあるのです。
柔らかい敷布団を使用するとそうした腰痛を緩和出来ますよ。
反発力が低い柔らかい布団には、横になった際にゆっくりと沈みこんでいくという特徴があります。
腰痛には正しい寝姿勢をキープすることが重要ですが、理想のS字型を意識するあまり神経を圧迫し腰痛が悪化するようでは意味がありませんよね。
体を反らせると症状が強く出る場合は例外で少しだけ丸めて寝ると良いですよ。
柔らかい敷布団は硬さのあるものと比較して沈み込みが深く前かがみのような姿勢を作りやすいです。
神経の通り道が広くなると辛い腰痛の症状が起こりづらくなるため、腰が軽く気持ちよく目覚められるようになりおすすめです。
また、柔らかい布団は体のラインに合わせて沈むため接する面積も当然多くなります。
ぴったりと敷布団がフィットしていると保温性が高まり、血行が改善されて凝りが和らいだり体の強ばりが取れて腰痛改善が期待出来ますよ。
敷布団の硬さによっては仰向けで寝ると部分的に隙間が出来て浮いたようになりそこだけが冷えてしまいますが、体に馴染みやすい柔らかいものだと腰まできちんと密着するためぽかぽかと温まり腰痛対策としてもバッチです。
痩せ型、筋肉量が少ない
体重が50kg以下で軽い場合は、柔らかい敷布団を使用すると腰痛が発生しづらくおすすめです。
痩せ型の方が反発力の高い硬さのある敷布団で寝ると、沈み込みが極端に少なく体が接する面積もとても狭くなるため腰が浮いてそこに負担が集中しがちです。
柔らかい敷布団なら体重が軽くても体が強く押し返される心配はありませんよ。
しっかりと体に合わせて適度に沈むため腰痛が緩和され、起床時の腰の重たさや疲労感を軽減出来ます。
また、筋肉量が少ない方にも柔らかい敷布団が合います。
寝返りを打つのには筋力が必要ですが、そもそもの筋肉量が少ないとスムーズに姿勢を変えられないことがあるのです。
腰に変に力が加わってしまったり、捻れが起きたりして寝返りの度に痛みが伴うこともかなりの頻度であります。
だからといって我慢をしていると、布団に接している箇所が圧迫されて血流が滞りそれも腰痛を招く要因になります。
柔らかい敷布団は包み込まれているような優しい感触の中で眠れるため、寝返りの回数を抑えても血行不良になることを防いで腰痛を改善出来るというわけです。
男性と比較して筋力の弱い女性や高齢の方には柔らかい敷布団がおすすめですよ。
柔らかすぎる敷布団は腰痛を悪化させる?
柔らかすぎる敷布団を使うと腰痛の症状を今よりも悪化させる危険性があります。
フィット感が抜群で保温性があり腰痛を和らげられるのが柔らかい敷布団の魅力ですよね。
ですが柔らかすぎると仰向けで寝た際に重さのある腰が布団に支えられずにそのまま深く沈んでしまい、くの字に近い状態になってしまいます。
いくら柔らかい敷布団が合う方であっても、折り曲がった寝姿勢で長時間過ごすのは腰への負担があまりにも大きく腰痛対策としても良くありません。
硬すぎる敷布団と同様に、柔らかすぎるのも沈み込みが深く腰に負担がかかるため寝返りの回数が増えて腰の筋肉の疲労感や捻れが起こりやすくなります。
柔らかすぎる敷布団には注意をしましょう。
腰痛対策敷布団のおすすめの硬さまとめ
腰痛対策には硬い敷布団が向いています。
腰痛に良い布団は硬いか柔らかいのどちらなのか分からない・・・と疑問を持つことがありますが、硬さのある敷布団で正しい寝姿勢に近付くことが大切です。
柔らかい敷布団はふんわりとした寝心地が気持ち良く体にも優しいイメージが浮かびますよね。
ですが実際は腰の重さを支えきれず沈んでしまい、負荷がかかり腰痛の症状が悪化する恐れがあります。
優れた反発力と適度な硬さのある敷布団は下から押し返す力があり良い姿勢をキープ可能なため、腰痛の辛さを軽減出来るのです。
おすすめは150N~180Nまでの硬さの布団です。
使い始めはやや硬さが気になるかもしれませんが、安定感があり腰痛の要因となるトラブルが起こりにくく快適な寝心地を実現出来ますよ。
多くの腰痛持ちの方には硬さのある敷布団がおすすめですが、症状のタイプや原因、体型、筋肉量などによって硬いか柔らかいのどちらが合うかは一人一人異なります。
部分的に負担が集中することや、姿勢の歪みが腰痛の大きな原因です。
腰をしっかりと支えられる硬さで、腰痛の改善に合わせた寝姿勢をしっかり保てる敷布団を使用してぐっすり快眠しましょう。
なお、腰痛に改善に効果的な敷布団の選び方はこちらでも詳しくご紹介していますので、興味がある方はご覧ください。
⇒腰痛にいい敷布団の選び方を徹底解説します【腰痛持ち必見!】